（前回のいきさつ）
子どもたちの頑張りを、目に見える形にしよう。
そう思って、見よう見まねで作ったシールシート。
左がstarちゃん用、右がmayちゃん用です。
starの目標は、「ひとりでおきがえ」と、「ねるまえにおといれ」。
mayの目標は、「めざましがなったらひとりでおきる」と、「ピアニーの練習」。
こうして、シールを貼り始めてから、約1週間が経過しました。
二人とも、順調にシールが貯まってきています。
頑張れば、頑張った分だけシールが増える。
シールがある程度増えてくると、子どもたちのやる気も加速していきました。
今では、一日に二枚シールが貰える日が増えてきました。
お父さんに、お着替えを手伝ってもらう。
一人でお着替えをして、シールを貼る。
どっちにする？
お父さんがそう言うと、starは自分でお着替えをするようになりました。
ただ、寝る前のおトイレは、まだ苦手です。
本人が行きたくないと、なかなかトイレに行く事が出来ません。
寝る前にトイレに行けないと、どうしても朝はオムツが濡れてしまいます。
朝、starのオムツが濡れていても、叱りません。
その代わり、オムツが濡れていなかったときは、しっかり褒めるようにしました。
最近は、朝起きてオムツが濡れていない事が分かると、starは自分からアピール
するようになりました。
昨日は、寝る前におトイレに行けたもんね。
だから、オムツ濡れなかったね。
偉かったね。
そう言うと、starは嬉しそうに笑っています。
あと、もう少しです。
mayは、お父さんが何も言わなくてもピアニーの練習をするようになりました。
でも、朝だけはどうしても苦手です。
目覚ましが鳴っても、なかなか起きる事が出来ません。
仕方なく、お父さんが起こしにかかると、mayは泣いて怒ります。
これについては、まだ少し時間がかかりそうです。
シールを貼る事に対する弊害も、無い訳ではありません。
それは、シールを貰えなかったとき。
シールが貰えないと分かると、泣いてパニックを起こします。
特に、mayちゃんです。
シールを貰う事へのこだわりが強い分、貰えなかったときの反動も強くなって
しまいます。
シールを貼る方法を実際に試してみて、分かった事。
starには、どうやらこの方法が合っているようです。
逆に、気を付けなければならないのは、mayの方。
下手をすれば、シールを貰う事にこだわりすぎて逆効果になる可能性も。
だから、シールを貼る場合は慎重に目標を設定する必要があります。
二人とも、シールが無くても頑張れるようになるのが最終目標。
今は、二人ともなんとか上手くいっています。
もう暫くは、これを続けてみようと思います。
シールがいっぱい貯まったら、何が欲しい？
二人に聞いてみました。
かめんらいだーがいむ！
うーん・・・どうしよっかなー？何がいいか、わかんない。
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