「この子は人を選んでいる」という言葉は、自分の指示が通らないのを子どものせいにするのと同じ事。 | star☆mayのブログ ~2人の自閉症児とうつ病の妻を抱えたパパの奮闘記~

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自閉症と診断された2人の子供。
うつ病と診断された妻。
家族が、家族であるために。
右往左往しながらも、とにかく前を向いて、
一歩づつ、一歩づつ歩んでいます。

この子は、人を選んでいると思う。
先日、身内からこんな事を言われました。
言われたのは、starの事です。

この子が人の言う事を聞かないのは、人を選んでるんだと思う。
だから、男の人の言う事だと聞くんだと思う。
変な理屈ばっかりこねて。

「男の人」とは私の事だと、すぐに判りました。
そうですか・・・・。
私は、その場ではそう答えるしかありませんでした。

でも、そうでは無いと確信しています。
starは、人を選んだりなどしません。
starは、人をバカにするような子じゃありません。
時間と手間はかかりますが、工夫すればstarにだって指示は通ります。

この子は、人を選んでいる。
これは、自分の指示が通らないのを子どものせいにするのと同じ事。
この子は全然、私の言う事を聞きやしない。
人の事をバカにして。
そう言っているのと、同じ事なのです。

指示が通らないのは、言う事を聞かせようとしているから。
感情的になってしまっては、余計に指示が通らないのは当然のこと。
大切なのは、子どもに言う事を聞かせる術ではありません。
子どもの事を理解しようとする、歩み寄りの姿勢に他なりません。



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