（前回のいきさつ）
父のお通夜と葬式の間、私たちが一番心配していた事。
それはmayのパニックと、starと甥っ子の多動。
mayは2年ほど前、親戚のお通夜の席でパニックを起こしました。
その為、今回は早めに実家に入り、雰囲気に慣れさせました。
年上の姪っ子たち3人に一緒に遊んで貰ったmay。
お姉ちゃんたちと、すっかり仲良くなりました。
式の間も、ずっとお姉ちゃんたちと一緒に行動。
そのおかげで、パニックを起こす事も無く式を乗り切る事が出来ました。
問題は、starと甥っ子の多動です。
二人とも自閉と多動を併せ持っている為、片時も目を離す事が出来ません。
私たちは、常に目を光らしていたつもりだったのですが・・・
それでも、親達が目を離した一瞬の隙に、二人ともやらかしてくれました。
starは一人でトイレに入り、中から施錠。
慌てて、式場の方にお願いして鍵を開けてもらいました。
甥っ子は、ずりばいしながら親族控え室にいた父の棺に接近。
色んなものを転倒させてしまいました。
結局、starは妻と私がつきっきり。
式の間は、どちらかが必ず手を繋いでいました。
甥っ子は、兄と義姉と私が交代で抱っこする事に。
starは式の間、すごく頑張ってくれました。
会場内で騒いだり、走り回ったりする事も無く、辛抱する事が出来ました。
甥っ子と長時間関わってみて、理解した事。
starと同様、お腹が空いた時と眠い時のイライラが酷いという事。
幼い頃のstarと同様、縦抱き（縦揺れ）が好きという事。
幼い頃のstarと同様、扉の開け閉めが大好きだという事。
甥っ子は、幼い頃のstarと良く似ている気がします。
今では、すっかり私に慣れてくれた甥っ子。
私に抱っこされても、イヤイヤしない様になりました。
私を受け入れてくれたのかな？
でも、いくら顔が良く似てるといっても・・・
兄と私が横に並ぶと、やっぱりお父さんの方に手を伸ばします。
やっぱり、普段から関わっている兄には叶いません。
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