自在錐を使うのは怖い、危険、ケガをするなどのお声があります

確かに、むき出しの状態でぶんぶん回るバーや回転が急に止まってしまい手をひねってしまったなどと見たり聞いたりすると怖くなってしまうかもしれません不安

しかし使えるようになるととても面白く便利なアイテムです

そこで今回は充電ドリル用自在錐を使う時のポイントをご紹介したいと思いますニコニコ

 

充電ドリル用自在錐は、軸径が6.35mm六角軸タイプの自在錐です

【仕様】

適用材:薄板、石膏ボード

穴径:30mm~120mm対応

適用機種:ドリルドライバ14.4V以上、インパクトドライバ14.4V以上、電気ドリル

 

↓写真のように穴をくり抜くという感じです

左右についた2枚の刃で切っていきます

 

それでは穴あけの時のポイントです

右差し①ネジと保持

充電ドリル用自在錐のネジがしっかりと締まっているかを必ず確認してください

そして、電動工具はしっかりと保持してください

 

右差し②推奨の電動工具を使用する

ドリルドライバやインパクトドライバは14.4V以上のものでしょうか

10.8Vや9.6Vのように14.4Vより弱いものをお使いではないでしょうか

自在錐は通常のラセンタイプの穴あけよりも大きい穴をあけます

そのため、電動工具にも十分なパワーが必要です

パワーが弱いと回転が止まってしまう場合もあります

急に回転が止まってしまうと、手をひねってしまうこともありますのでご注意ください

 

右差し③ネジのチカラと電動工具の重み

早く穴をあけたいから!というわけではないのですが、ついぐいぐい押しながら穴をあけがちです

しかし実は押す力はほとんどなくても良いのです

なぜなら、充電ドリル用自在錐のセンタードリルは先ネジタイプなのでネジのチカラで引き込んでいくからです

そして電動工具の重量もプラスされるので押さえる必要がないのです

インパクトドライバで使用する際に押さえすぎるとインパクトがかかりバリバリバリッと大きな音がし、回転が止まってしまいます

そうすると穴があいていきません

 

右差し④バランスよくあける

充電ドリル用自在錐は刃が2枚ついている「両刃タイプ」です

両刃になっていることでバランスよく穴あけができるようになっているのですが、最初から斜めに構えてしまうとバランスが崩れてしまいます

できるだけまっすぐに保持した状態で穴あけをおこなってください

 

右差し⑤回転が止まったら錐を上下させる

回転が止まると穴があいていかなくなるので、さらに押さえてしまいがちです

しかしそこは押すのではなく引きます

軽く錐を上下させるような感じで抜き差しし、インパクトがかからないようにしてから再度穴あけを行います(動画参照)

 

 

「回転が止まる」のは電動工具の持つトルク以上に負荷がかかってしまっているからです

その状態で押さえ続けると、さらに軸に負荷がかかったり、アンビルに半掛かりの状態になる場合がります

そうすると「軸が折れる」ということに繋がります

 

仕様は6.35mm六角軸ですので、インパクトドライバでもご使用いただけますが、その場合はできるだけインパクトがかからないようにしていただけたらと思います

そういう点からみますと、ドリルドライバでご使用いただくとインパクトがかかる心配がありませんので穴あけはしやすいかもしれません