みなさんこんにちは
スターリンギア原宿店の居出です
最大寒波が到来しているようですね・・・
隙間風が半端ない家なので寒くて寒くて・・・布団の誘惑から毎朝抜け出せないです
日本海側の地域は雪がすごいようですね。大人の腰元まで積もる勢いで降り注いでいるのをニュースで見ました。小さいころは雪が沢山降ると嬉しくてはしゃいでましたが大人になると出勤のリスク、事故を考えてしまうので少し憂鬱ですよね。
この勢いだと関東も降りかねないと思うので雪対策を今のうちにしておきましょうー
では、本日はスターリンギアを古くからご存知の方は久しぶりに見たな~と思う事でしょう、こちらのリングをご紹介させて頂きます
それではご覧ください
グルーブスカルリング ♯14.5 ¥72,000+税
グルーブスカルリングでございますっ
大変懐かしく感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか
スターリンギア設立初期の頃の作品なので今では滅多に入荷する事の無い大変貴重なアイテムでございます。
お写真からでも感じて頂けると思うのですが、やはり初期作品という事もありお世辞にも近年リリースされる新作と比べるとスカルの粗削り感が半端ないので格好良いか?と問われるとなんとも言えないです(笑)
ですが、僕はこういった初期の作品というのが好きでして、それは何故かというと「STARLINGEARの歴史、時代を感じるからです。」
博物館に行くと、自分が生まれる前の時代はこんな生活を原始の人々はしていたんだ、と今の自分の生きている世界と比較してノスタルジックな気分になりませんか?
僕はそれに近い感情をこのグルーブスカルリングから感じます。
あくまで僕の感情ですが、今のスターリンギアを見ているからこそ、自分の知らない時代の作品を見ると、どんな気持ちで、技術で、試行錯誤しながら作り上げたのだろう。想像が掻き立てられ、ワクワクしますし、「銀」という無くならない限り世代を超えて残り続ける物だからこそ作品を通して感じる感情なのではないでしょうか。
更にこのリングから僕はSTARLINGEARを語る上で欠かせない存在であるブランド「GABOR」の面影を少し感じます。
ご存知が無い方もいらっしゃると思うので、STARLINGEARとGABORの繋がりを少しだけお話しさせて頂きます。あくまで僕が雑誌を読んだり、先輩方より伝え聞いた話です。
今でこそ、STARLINGEARといえば、シルバー・アクセサリーブランドだ。と幅広く認知されていますが、元々デザイナー「RYK MAVERICK」は最初からシルバーアクセサリーを手掛けていた訳ではありませんでした。
Rykは10代の頃より「BMXプロライダー」として活躍する傍ら、自らのスポンサーである「Bad Boy Club」(エクストリーム系ブランド)が当時17歳のリックを「デザイナーに抜擢しました。」
Bad Boyとは1982年、アメリカはサンディエゴ発祥のアパレルメーカーで「カウンターカルチャー」(対抗文化)を軸に「トレンドを追随しない」をコンセプトにスタートしたブランドで、80年代は「スケーターブランド」として人気が高まり、90年代前半には有名サーファー達がこぞってBad boyのウェアを着るようになり「世界的なサーフブランド」として認知されるようになりました。
ブランドが波に乗り始めた真っただ中、元々アートスクールに通っていた訳ではなかった素人のリックがこれを機に、アーティストとしての才能を爆発的に開花させていくのです。
後に様々なスポーツブランド、サーフブランドよりウェアのデザイン、パターンの依頼が舞い込み、リックは90年代のストリートカルチャーにおいて絶大な存在感を発揮し、その名を世に広めていきました。
いつしか噂はミュージックシーンにも届き、リックの独特な感性により描かれる「グラフィックアート」「油絵」等が注目を集め、特に「スカル・デザイン」を気に入った「ZZトップ」「オジー・オズボーン」「サイプレス・ヒル」等といった大御所から次々とバンドロゴ、CDジャケットのデザインの仕事が舞い込むようになりました。
そんな折に、親交の深かった「ZZトップのビリー・ギボンズ」の紹介で
「人生を変える運命的な出会いを果たします。」
それが当時、シルバー・ジュエリー界の巨匠と言われていた「Gabor nagy」との出会いでした。
リックは「シルバーという素材の光輝く質感」に興味を持ち、得意の「スカル」をモチーフにガボールの元でジュエラーとしての基礎を約7年間学び、右腕として活躍します。
GABOR在籍中は主に彫金も担当していたのですが、コンピューターグラフィックを用いてカタログを作成したり、時には得意のオイルペインティングを「グレッグ」が作成したコフィンジュエリーボックスに施す事もありました。
古いシルバー雑誌より写真を撮ってきました。右下をご注目下さい。うっすらとですがサインが書いてあるのです。
このように、RykとGABORは直接的な繋がり、師弟関係があったのです。
Gaborには、ご存知の方もいらっしゃるでしょうか、「プレーン・グルーヴ・ド・クロス」というペンダントがあります。
画像をお見せする事が出来ないのでお手数ですが検索して頂けたらと思います。
そのグルーヴドクロスのデザインと、リックの手掛けるグルーブクロスは近しい雰囲気を纏っているのです。
実際にオマージュして作成したのかはわかりませんが、どことなく似ている雰囲気は確かにあると思います。STARLINGEARはこういった妄想も踏まえて物凄く面白いブランドです。まだまだお話したい事は沢山ありますが、また後日繋がりについてのブログを書かせて頂きたいと思います。
話をグルーブスカルリングに戻します。
深く掘り下げられた溝が特徴の「グルーブクロス」
このクロスは諸説あるのですが、キリスト教に古くより用いられていた物だと伝えられております。人を張り付けるのに適した形状である事もさながらシンプルかつ光が屈折するので見ていて色彩のコントラストが綺麗です。
上から写真を撮ったのですが物凄く肉厚です。この肉厚具合がパンチャースリックッスターと隣り合わせに着けた際、高さがマッチするので一緒に組み合わせるのもオススメでございます
バンドの部分も肉厚ですが、絶妙なカービングラインを描いているので握り心地が悪いという事はありません。
指に着けたお写真も撮りましたのでご覧ください
まずは中指!!
次にひとさし指!!
最後に薬指!!!
いかがでしょうか
パンチャーリングと組み合わせるのもオススメですが、たまにはこんな感じにシンプル1点着けもいいかもしれませんね
このリングに関しては本当に実際に見て、触れて、身に着けて良さが分かる物だと思うのでよろしければ店頭に一度ご覧になりに来てください
売り切れ次第、次回はいつ入荷するかわからないので、今のうちですよー
後3日も経てばクリスマスパーティーがございますのでその時に興味がある方はぜひ、一度手に取ってみて下さいね
熱く語らせて頂きます・・・
では、本日のブログはここまで、失礼いたします
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
2017STARLINGEAR X’mas Party 開催決定!!
【開催日時】2017年12月17日(日) 14:00~20:00
※12:00~14:00は当選者のみ入場可
【デザイナー来店時間】17:30~20:00
デザイナー【RYK MARVRICK】を招いたインストアイベントを開催致します。
当日は、日本初登場となるアイテムやカスタム品がお披露目となります。
X'mas Party特設ページはこちらから
http://www.starlingear.net/sp/17_christmas_party/index.html
2017年を締めくくるデザイナー来店イベントとなっております。
是非、ご都合をお合わせのうえご参加ください。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
****************************************************
「スターリンギア原宿店」では、通販による振込、代引きにて商品のご購入も頂けます。
ご希望の商品及びご質問等ございましたら下記に記載しております。
まで、お問い合わせくださいませ
*******************************************************
スターリンギア原宿
〒150-0001
東京都渋谷区神宮前3-22-10
齋藤ビル2F
TEL:03-5772-1248
営業時間:11:00~20:00
定休日:無休
「STARLINGEAR JAPAN」
URL
https://www.facebook.com/StarlingearJapan
https://www.instagram.com/starlingear_japan/
「イイね」とフォローをお願いします!!
ビヨンクール店舗一覧
URL:http://beyondcool.net/jp/shoplist.asp?order=pref
*******************************************