本日から本格的に2017夏の甲子園を目指して地方予選が始まります
今年の夏も敗退情報を更新していきますのでよろしくお願いします
ここでいう有力校思い出校について説明します
<定義>
☆有力校☆
各都道府県において今大会甲子園出場が有力だと思われる高校
またはここ数年で各都道府県で好成績を挙げている高校
☆思い出校☆
ヨッシーの思い出に残っている高校
過去に甲子園に出場しているとか出場できそうでできない高校・・・等
独断と偏見でチョイスしていきます
※必ずしも全部を網羅する訳ではありません
☆有力校☆
美里工5-6八重山 (春季九州4強美里工 強豪対決は延長13回サヨナラ負け)
嘉手納3-4首里 (昨夏代表嘉手納 終盤2点リードするも逆転負け)
釜石5-6大野 (まさか昨春21世紀枠出場校釜石 7回表5-0から逆転負け)
札幌南5-11北海 (好投手井沢君 昨夏準V北海の前に散る)
☆思い出校☆
帯広三条2-5帯広工 (夏5回出場の帯広三条 地区大会2回戦で姿消す)
帯広南商6-10江陵 (95・96・98・99と夏決勝進出4回ある帯広南商敗退)
富良野6-8旭川大高 (21世紀枠候補の富良野 強豪旭川大高に敗れる)
豊田大谷3-4清林館 (98夏4強豊田大谷 昔の面影なし初戦敗退)
沖縄大会は今年も波乱 昨夏もシード4校全てが8強に残れませんでしたが
今年もシード春準V春季九州4強の美里工が2回戦で早くも姿を消しました
県内1・2の争う強力打線で特に主砲の伊佐君は注目のスラッガーでしたが
懸念されていた投手力の弱さが露呈し 延長13回力尽きました
岩手大会は2年連続で開幕カードから昨春21世紀枠出場校の釜石が登場
序盤から釜石ペースで進むも5-0となった7回裏これまで1安打に抑えていた
菊池君が捕まり2点取られ さらに救援の小笠原君も1点を献上し3-5
8回表釜石三者凡退に抑えるとその裏3安打集中で6-5見事な逆転劇でした
90年代後半に21世紀枠があればと今でも思うのは帯広南商
95・96・98・99と5年のうち4回北北海道大会決勝戦進出 97も4強と
とにかく無類の強さを発揮していた帯広南商でしたがなぜか甲子園には届かず
85年から帯広南商を指揮していた清水監督は2010年に勇退されたそうです
豊田大谷が初戦で敗退しました 97・98夏連続出場していますが
ハイライトは98夏の4強 この年は高校野球の歴史の中でも1・2を争う面白さ
松坂世代の年で横浜高校が97秋~98国体 公式戦44連勝をした年
神宮・センバツ・夏選手権・国体優勝の四冠達成 不滅の大記録
その98夏は思い出に残る試合が多かったのですがその中でも
ヨッシーの思い出に残る試合1位が2回戦の豊田大谷-宇部商の一戦
豊田大谷上田君 宇部商藤田君の投げ合いで宇部商のペースで試合は進む
9回裏豊田大谷は1-2とリードされた場面であっと驚く作戦にでる
2死1・3塁からダブルスチール これが2塁手の悪送球を誘い同点に追いつく
延長に入ってからも宇部商は再三ランナーを出すも上田君を打ち崩せず
反対に豊田大谷は10回~12回は三者凡退と我慢の試合が続く
そして試合は劇的で意外な終わりを告げるのである
15回裏宇部商藤田君の投球数も200球近くなると疲労の色は隠せない
先頭打者の4番前田君がヒットで出塁すると5番川上君はセカンドゴロ
これがエラーを誘い無死1・3塁 6番小谷君を敬遠し満塁策に
7番持田君をツーストライクワンボールと追い込むと運命の211球目・・・
捕手の上本君(現西武)のサインに気付かず 2度目のサインに気付いた時
セットポジションに入りかけた両腕を下げてしまったのだ
藤田投手の場合プレートを踏んだままセットポジションの動作を中止し
両腕を下げてしまったため完全なボークだった
ボークが宣告された瞬間 球場にいた50000人を超える大観衆
TVの前で観戦していた人たちは何が起こったかわからなかっただろう
もちろん宇部商藤田君もわからなかったと思う
あのボークが宣告された瞬間の藤田君の呆然とした表情・・・一生忘れない
今年の夏はどの高校が甲子園のキップをつかむことが出来るのか
ある意味甲子園より熱い夏が始まります