今年も新型iPhone祭り盛り上がりましたね。
特に新色のゴールドはどこも品薄で、オークションにて100万円で落札された国もあるようです。純金の価値超えてね?
僕も、発売日にソフトバンクオンラインショップで予約購入しましたが、色が不人気色のスペースグレイだったので光の速さで届きました。
ソフバンって中国からでも購入できるんですね。初回入手はあきらめていましたが うれしい誤算。
iPhone5sの目玉といえば「64bitアーキテクチャに対応したA7プロセッサ」、「指紋認証」、「新しいカメラ」でしょう。(M7コアプロセッサもあるよ!)
・A7プロセッサはスマホとしては世界で始めて64bitに対応しました。でも対応するアプリは今のとこありません←
しかし旧型のiPhone5と比べ約2倍の処理性能を発揮するそうです。実際あちこちのベンチマークテストでAndoroid群をダントツで抜き去っています。
・指紋認証「Touch ID」は指紋を登録&認証することによって、ロックの解除やミュージック、アプリの購入などに使用できる新機能です。
過去にも指紋認証を搭載したケータイはありましたが、iPhone5sの認証精度は極めて高く、Appleらしい完成度です。
まあ上記2点の新機能は すでにあちこちでレビューがあるのでそちらを見ていただくとして。
3つ目の目玉である、新型センサーによるカメラ機能の向上。
これにスポットライトをあててみたいと思います。一応フォトブログ、なのでね。
iPhone5sカメラのウリは「画素数を据え置いて」、「センサーサイズを大型化」したということでしょう。
イマドキのスマホにしては画素数が低くない?とお考えの方もいるかと思いますが
画素数が高い≠画質がキレイ
なのです。画素数は画質における、「精細さ」という一部分を担っているに過ぎません。
高画素の具体的なデメリットとして、「ブレやすい」「ノイズが出やすい」「画素を増やしすぎると階調が乏しくなりやすい」etc…
そんなデメリットがあるのならば、と 画素数競争から早々に退散して、センサーの大型化に着目した今回のiPhone5s。
実際にカメラ業界においてもセンサーの大型化によってたくさんの光を取り入れ、ノイズを減らし、ダイナミックレンジ(階調)を広げ、精細さ以外にも画質の向上を目指しているのがトレンドです。
そのカメラ業界のトレンドをいち早くスマホに載せたAppleは、やはり先を見通す能力に長けているのだと思います。
いろいろ能書きをたれましたが
で、iPhone5sのカメラどうなのよ
って事なんですが、カメラ機能として進化しているところはたくさんあります。
・1秒間で120フレームのHDでのスローモーション動画(HDはかなりすごいこと)
・10コマ/秒の超高速連写(僕の使用機材α77で12枚/秒)
・旧型では1/3.2型だったセンサーが1/2.8型に大型化したことにより高画質化
(一般的なコンデジは1/2.3)
など 本家デジカメも真っ青な機能がてんこもり。
特にセンサーサイズに関しては、パッと見コンデジと変わらないサイズです。
てことはいよいよスマホでもコンデジ並みの画質が…!!
しかし肝心の画質は、正直言って微妙です。
これは低感度での撮影で さらに、僕の主観が大いに入っていますが
ビミョウデス←
近所の土手にて低感度での遠景サンプルを撮影してきました。
比較機種はiPhone4s,iPhone5s,参考用にSONY RX100(デジカメ)です。

iPhone4s 換算約35mm F/2.4 SS1/2.123 ISO 50

iPhone5s 換算約30mm F/2.2 SS 1/3,165 ISO40
RX100 28mm F5.6 SS1/500 ISO80
iPhone4sとiPhone5sを比べてみると、まず色合いがかなり違うことに気がつきます。
4sでは、全体にコントラストが高いですが、青空や手前のコンクリートでマゼンタかぶりしているように見えます。
5sでは、コントラストはほどほどで、彩度もおとなしめ。
記憶色に近いのは4s、実際の色味ならば5sに軍配が上がると思います。
っても、こんなのは好みの問題だし、補正でなんとでもなります。
しかし、5sには風景撮影には致命的な弱点がありました。
気がついた方は気がついたかもしれませんが、5sは4sに比べてコントラストが低いのではなくて、解像力が不足しているということです。
右端のマンション周辺を大きく切り出した画像がこちら。
いかがでしょうか。
5sの方がノイズは少ないですがディテールが怪しいです。送電線や鉄塔、手前の木々や葉などのディテールは塗りつぶしたような描写になっています。
大型化した新型センサーなんだからそんなはず無い。どうせネガキャンだろ。って思うかもしれません。
でも期待に胸躍らせて発売日に手に入れた僕が一番信じたくありません←
今度は左端のマンションを大きく切り出した画像。

5s、息してませんね。
4sが細部のディテールまで残しているのに比べ5sはなんともおおざっぱな描写。
某価格比較サイトでも熱い議論を繰り広げている俗に言う「油絵画質」です。
ノイズを消そうとするあまりノイズリダクションがかかりすぎて、ディテールまで消してしまっています。
これは最近のSONY製1/2.3型センサー(5sは1/2.8型と非常に近い)を搭載したコンデジの悪い特徴まで引き継いでしまったようです。
しかし油絵画質はともかく、よりセンサーの小さな2世代前の4sよりも劣って見えるのはどういうことでしょうか?
個人的な解釈では
・たしかに4sよりもセンサーは大型化し、コンデジに追いつきそうだが、レンズはあまり変わっていない。
普通のコンデジを想像すればわかるが、どのコンデジもiPhoneよりもずっと大きなレンズがついている。
・スマートフォンという機動力に長けた端末で撮影する写真は、絶対的な画質よりも失敗をしないが無難な画質が必要というAppleもしくはメーカーの考え。
後日、高感度夜景編ものせるけど、低感度でだめだめだった5sだけど暗所では4sとは比べ物にならないほど進化しています。
・そもそもSONYの裏面照射型CMOSセンサーの限界←
この裏面照射型のCMOSのコンセプト自体が画質を最重視したものではありません。
失敗を減らし、誰でもそこそこの写真が撮れるようにする事に向いているセンサーです。
裏面照射が画質面で絶対的有利ならば 今頃多くの一眼レフが採用しているはずですが、実際には裏面照射型センサーを搭載している一眼レフは、僕の知る限り存在しません。
低感度編、まとめると iPhone5sは高感度特化型にも思えるほど低感度(特に遠景)はよろしくない。
それを退化と見る人もいると思う。
でも、たかだかスマホのカメラ機能を専門機であるコンデジと見比べてやれ高感度だノイズだ描写だと言っている事がなによりの進化の証なのかも。
スマホで写真を撮る人の多くが画質にこだわりの少ない素人だけど、ピンボケとかブレが失敗だって事くらいはわかる。
だったら、そういう人たちがピンボケやブレ写真を撮ってしまわないように進化したiPhone5sのカメラ機能は本当の意味で多くの人にとって最高のカメラなのかも。
一応5sの名誉の為に言っておくと、4sと比べて劣っていると感じたのは遠景の解像感のみです。
色合いや、階調の滑らかさ、白とび黒つぶれ、非常にいいです。
低感度では4sから2世代分進化したとは言いがたい結果になったけど
きっと次回の高感度での結果で今回のマイナスを一気にプラスに持っていけるほどの違いが出ると思います。




















