この本は、家にあった本で、フトしたはずみで読むことになった。
日本では、明治4年に、「西国立志編」と題して訳本が出版されたもので、
この本はその再訳本である。
明治の当時の青年達は、この本を読んで大いに奮い立ったらしい。
当時のかなりのベストセラーだったようだ。
今読んでも、若者達が奮い立った理由が分かる気がするのは、この本が、
その題名のごとく、「天は自ら助くものを助く」という因果応報、善因善果、悪因悪果の
ありとあらゆる事例を集めて書かれているからだ。
私も大いに、影響を受けた一人である。
Where there is a will, there is a way.
(意志のあるところに、道は開ける)
なんという感動的な言葉だろうか!
少々行き詰まっていた、当時の私にとって、この言葉は勇気を与えてくれた。
言葉の力で救われるというのは本当にあるのだと痛感した。
また、似たような言葉では、
「旺盛な活力と不屈の決意さえあれば、この世に不可能なことは一つもない。」
「頭を働かせて力一杯努力すれば、必ずそれにふさわしい成果が上がる。
勤勉は人間を前進させ、個性を引き出し、他人の行動をも刺激する。」
「時間を正しく活用すれば、自己を啓発し、人格を向上させ、個性を伸ばしていける。
もしも毎日がつまらぬことに向けられ無為に浪費されているなら、そのうちの一時間でも
自己啓発に充てるべきだ。
そうすれば、どんなに無知な人間も数年で賢い人間に変わる。」
とある。
いずれも勇気をくれる言葉だ。
「希望に燃えている人の心は、健全で幸福そのものである。
自分が快活に仕事に励むと同時に、他人の意欲をもかき立てる。」
「誠実と礼節を忘れず、節度と勇気を持ち、自尊心と自助の精神にのっとって生きる人は
貧富のいかんを問わず、真の人格者なのだ。」
「人格者は自分を尊ぶのと同じ理由で、他の人々をも敬う。
彼にとっては、人間性とは神聖にして犯すべからざるものだ。
そしてこのような考え方から、礼節や寛容、思いやりや慈悲の心が生まれてくる。」
などなど、希望を与えてくれる言葉ばかりが載っている。
皆さんも、機会があれば是非手に取っていただきたいと思う。
スマイルズは、この本の他にも有名な『向上心』という本も出している。
この本も近々読んでみようと思っています。
本日はここまでお読みくださり、ありがとうございました😊


