テレビの天気予報(NHK)を見ていて気になったことがあります。
今日の最高、最低気温を、「何度何分」と、まるで体温のように言うのです。
他の民放では、「何点何度」と言っています。
気温を言うときは、例えば、「38.5度」というふうに言いませんかね。
気温に、「何度何分」という表現を使うのは、何か馴染まない、というか違和感が感じられます。
ということで、調べてみたら、
NHKの「ことばのハンドブック第2版」には「気温・体温の読み」という項目があり「何度何分で表し、何点何度とは読まない」と書いてあるという。
もともと、日本語には小数を使う考えはあまりなかったことがその理由だそうですが、それにしても何か違和感を感じませんか。
ちなみに、温度の表示には、「摂氏」と「華氏」がありますが、通常使われている単位は、もちろん「摂氏」です。
「摂氏」は、「氷ができるのは0℃」で「水が沸騰するのは100℃」という普通の測り方ですが、「華氏」は、水が凍る温度を32°、水が沸騰するのを212°とし、その間を180分割しているのだそうです。
ちなみに摂氏30℃は、華氏86.0°F、摂氏0℃は華氏32.0°Fだそうです。
何か分かりにくいですね。
それじゃ、明日もみなさんにとって良い日になりますように
Good Day