空き家 | mijiocyanのブログ

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狭心症・潰瘍性大腸炎・椎間板ヘルニア・花粉症のおやじが、病気の経過を備忘録的に書いてます。また、気になるテーマのニュースに自分勝手なコメントをしてます。きままに好き勝手に書いてます。よろしかったらお立ち寄りください。





今、全国で「空き家」が急増中ということが問題になっているそうです。

空き家になっても、しばらくして次の住人が決まれば問題はないのですが、現在の「空き家問題」は、”空き家の放置”が問題になっているとのことです。

このおやじは、自称「空き家・廃屋観察人(びと)」というくらい、木造の古い住居が好きで、徘徊するたびに周辺をキョロキョロしながら、自転車を走らせていますが、確かに「空き家」「廃屋」が増えていますね。

一口に「空き家」と言ってもいろいろとあり、事務所として使っていて住居として使っていない部屋や、非住居世帯(改築中、修繕中で現在人が住んでいない家)なども含まれるそうですが、空き家になっている個人用の住宅の空き家比率が、空き家全体の35%にものぼるということが一番問題になっているとのことです。


空き家1

空き家2

平屋の木造住宅が数戸建っているところなどは、全部退去したら、「マンション」や「賃貸アパート」などを建てるだろうな、とおぼしきところがある反面、空き家状態でそのまま放置、というところもかなりあります。

その土地のオーナーは、新しく賃貸住宅を作りたくても、更地にする資金もないため放置せざるを得ないという事情もあるかと思います。

その反面、新築住宅、マンションの戸数は右肩あがりに伸びている。

新しいマンションや戸建て住宅のまわりに、古い木造住宅(空き家)が建っている、なんて景観的にアンバランスなところもたくさん見受けられる。

空き家を長いこと放置しておくと、その周辺地区の景観も悪いし、”治安”も悪くなるという弊害が発生する。

ホームレスが棲みついたり、放火されたりと、空き家(特に廃屋)が周辺地区にまき散らす害毒は計り知れない。

日本という国は、新築住宅に関しては、税金を優遇したりして、新築住宅の販売促進に金を使っているが、外国にあるような古い住宅の改築資金援助みたいな制度はない。

新築の住宅を造れば、高い経済効果が見込まれるから、国は自ら音頭をとって積極的に推進しているのだとは思うが、新築ばかりに眼を向けないで、現在住んでいる住宅の改築資金援助のような制度も考えてみてはどうだろうか。

リフォームや建て替えでも、新築住宅ほどではないにしても経済効果はあると思われる。

昭和から続く木造モルタル住宅は、リフォームの時機を迎えている家が多いと思われるが、それぞれの家庭の経済事情もあり、なかなか簡単にリフォームや建て替えができないという現状がある。

東京の下町などでは、古い住宅を安く借りて改装し、”カフェ”などを開いて人を集めたりしているが、行政が率先して「地域再生」に取り組まないと、東京の下町はオリンピックを迎える年には、目も当てられない状況に陥っているかもしれない。

おやじのように、古い住宅を見て楽しむという変わった性格の人も他にいると思うけど、やはり「再生」とか「再開発」を真剣に取り組まないと、日本はどんどん廃れていってしまうような気がする。

遠くない将来、この世にいない可能性がかなり高いおやじは心配する。

これから日本を背負っていってもらう若い世代のためにも、是非とも国主導で、国を再生するくらいのつもりで取り組んでもらいたいと思うのである。

新築住宅を造るばかりじゃ、これからの日本はダメになる
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