最近、雨ばっかでさっぱり海に出れておりません。
たまに晴れてもそれは平日ときたもんだ。
さて、ヴぉくはそこそこ海外ニュースを観る方で、田舎から出てきたもんだから外国人にも基本的に親切。
相手がインド人でも中国人でも、韓国人でもそいつは変わらない。
最近ヘッドラインを騒がしてる日韓問題。
連日、目にするソイツらを観るうちに、ふと去年の年末くらいの話になるんだが、ヴぉくは取引先の会社に出向いた際に一人の韓国人の青年と出会ったことを思い出して、こんな記事を書いてみることにした。
このパク君(仮名)は、その取引先の相模原市にある建築会社に、どこかの派遣会社から作業員の補助として派遣されていたそうだ。
結果的に言うと、ヴぉくが彼と同じ空間に居て、会話した時間というのは合計2時間に満たず、また彼の話の内容を正しく裏付ける物証は何もない。
ある日本にやってきた韓国人の身の上話を聞いて、日本の町田に住むヴぉくが感じた感想文、というようなものになるので、興味を失くした人はここで画面右上のバッテンをクリックしましょう☆
このパク君、年齢は韓国でいうところの19歳。韓国では0歳というカウントの仕方をしないので、日本の法制上では20歳、ということになる。
失礼を承知でいうなら、韓流アイドルとは程遠い、背は低いわ、出っ歯だわ、日本語はあちこち片言で間違ってるわ、職人さんとのトークを聞いてると、現場でも体力ない上にあれこれミスをするわ、ドジっ子なイメージがテンコ盛り。
しかし、妙な愛嬌があって、物おじせずに部外者のヴぉくにも話かけてきたし、数日間派遣されているみたいだが、荒れくれ者の職人さんたちとも仲良くやってる様子。
端的に言って、外国人という物珍しさと、本来の愛嬌で可愛がられてる、といった雰囲気に見えた。
初日は挨拶程度、三日ほど空けてまたヴぉくが顔を出した時は、愛甲石田の家に帰るのに電車が止まっていて困り果てていたため、たまたまそっち方面に用事のあったヴぉくが車で送っていってあげることにした。
ヘビースモーカーのヴぉくの運転する車は当然に喫煙車なので、同じく喫煙者のパク君はそれをとても喜んでいた記憶がある。
道中、彼の身の上話を聞くことになったのだが、まずパク君は日本にきてまだ半年だそうで、韓国で衣食住社会保険も完備の、日本の旅館で住み込みのバイトを募集していたので応募してこちらに来たそうな。
家賃がタダ、賄いがついて、社会保険料を引かれた残りの額がパク君の手取りになるはずで、ネットで知り合った日本人の彼女(なんと52歳だそうな・・・・・)も大阪に住んでるから、これでウハウハなジャパンライフが始まる、と期待に胸を膨らませたパク君の期待が絶望に変わったのは一か月目の給料日だったという。
日本円で2万円程度を渡され、これは家賃と食事代、そして保険料と税金を天引きした金額だと説明されたそうな。
当然、パク君は盛大に抗議したが、今度は日韓関係が悪化したため、本国からの送金ができないため、などと言われ、しかも韓国の会社は現在日韓関係の悪化により、従来とは比べ物にならない金額の税金を課せられているため、この金額しか今は渡すことはできない、と突っぱねられたとのこと。
その従来とは比べ物にならないほどの税金を課しているのは、韓国政府なのか、日本政府なのか?と聞くと、わからない、という返事。
では、そもそも、その日本の旅館で住み込みで働くという募集をしていたのは、一体どこの会社なのか?と聞くと、韓国の人材紹介派遣の会社だという。
ヴぉくは外国人の労働ビザ関係には詳しくないが、結局、ヴぉくの中での結論はその韓国の会社は、同じ韓国人であるパク君をだまして日本で働かせて、盛大にピンハネしてるってことなんだろうなと結論付けて、パク君にその感想を述べると、果たしてパク君も頷いたものだった。
「俺もバカじゃない。どう考えてもあいつらが俺を騙したんだよ」
困るのは、パク君と雇った側である旅館の経営陣だ。
一応相談もしてみたそうなのだが、旅館の大将は「会社同士で話をして、そっちに全部金を払ってる」と取り合ってくれなかったそうな。
数か月ほど耐えたものの、彼女にも会えず、食うだけでいっぱいいっぱいの生活に耐えきれなくなり、日本の派遣会社に登録して現在に至るというわけだ。
途中、トイレでコンビニにより、パク君に何か飲みたいものはあるか?と聞くと、ミルクティーがいいという。
ヴぉくもミルクティーとかカフェオレ大好きなので、同じものを購入し、二人して飲みながらタバコを吸い、帰途につく。
今度はそのどエラい彼女との話になった。
というか、そこのタイミングで32歳差という驚きの年齢差を知ったわけなんだが、とても可愛がってくれて、パク君が言うには、一緒に居るととても安心する、なんでもしてくれる、と、彼女を誉めたたえる。
これからも付き合っていくのかい?と聞くと、いいや、もっと若い子がいい、いつか別れると思う、とのこと。
正直でけっこうだね、でも、ヴぉくなら最初から続かない相手だと思うなら付き合わないけどな、とそんな話をしながら愛甲石田が近くなってきた。
ヴぉく:「これからも日本で働く?」
パク君:「しばらくは居たいけど、未来はわからない」
ヴぉく:「韓国には帰りたくない?」
パク君:「帰ってもいいことがないんだよ」
ヴぉく:「働くなら、日本人がやってる日本の会社にしなよ。日本でもゼロじゃないだろうけど、そんな食べていけなくなるようなピンハネするような会社は滅多にはない」
パク君:「うん、もううんざりだよ」
ヴぉく:「日本来て一番楽しいことはなんだった?」
パク君:「女の子だね、女の子可愛い」
ヴぉく:「52歳の人どうするのw」
パク君:「わかんないけど、頑張る」
じゃあ、またどこかでね、と車を降りたパク君に手を振って、別れる。
50年後くらいには、と考える。
韓国のどこかの町で、市民団体が設立されて、無理やり日本に拉致されて、旅館のタコ部屋に押し込まれて強制労働させられて、ムチで打たれて殴られた、みたいな話をパク君が涙ながらに証言してるのかもしれないな、とふとおかしくなった。
80年前の光景は見てないので知らない。
しかし、大抵の日本人はよそ者に親切だよ。
会って三日の外国人を、何かのついでに車で家まで送って、ミルクティーをおごる程度には。
親切ってのは、親切にすることだから、親切にしたからといって恩知らずめ!って罵ったりするとそりゃ親切じゃなくなる。
しかし、一個反論するなら、ヴぉくを育てた親やじいちゃんばあちゃんが親切にしろって教育したからそうしてるわけなんだ。
代々そうしてるから、80年前とそこは変わらんと思うけどね。
パク君が今頃、キチンと働いた金がもらえる環境で、日本人の可愛い子と仲良くなってるといいな、と願いつつ
おしまい