高平台Dスクール無事終了🔥

今週に入ってから、
20代の頃に読みふけっていた古武道の歩法にまつわる本を何となしに読み返したとき、

来た‼️これだ‼️

という閃きと気付きが激しく起きたので、日本古来の走り方をトレーニングの一部に取り込んで指導しました。
いつものワイワイアットホームな雰囲気とは違い、
今日は絶対にみんなに伝わって欲しい熱意がいつも以上にこもったため、ビッシビシな中でやっちゃいました。

縮地という身体の使い方を練習。
シンプルが故に正確にマスターしなければ何の意味も持たない奥深いもの。
その独特な身体の使い方の始めの練習の部分で、変な動きだから笑いながら中途半端に取り組んでたり、
恥ずかしいから諦めて照れながらやっちゃう子が大半💦
仕方ないです。最初は変だと思います。

だけど、何でもかんでも中途半端になって、走るのがいつまで経っても速くならずに不満を言わせたくないです。

やる時はやらされるではなく、真剣に考えて諦めずに取り組む大切さをビシッと伝えて取り組んで行きました。

この縮地という走り方。
小走りみたいな感じになります。
走りのステップの衝撃をかわすように膝を抜きながら、次の一歩をどんどん被せていく意識で走ります｡

地面の反発を使わないので身体は上下にバウンドせず、スーッと足裏から地面に吸収されていくような感じ。

腕はブンブン振ることがないため腰に添えて走ってもらいました。

侍はおそらく腰の刀がブレるのと袴の帯がズリ下がるのを押さえながら全力疾走したためと、ヘソの下で力が最も入る丹田を意識してこのフォームになったんじゃないかと思います。

こんなんで速く走れないとの声があちらこちらから聞こえたので私も一緒に縮地で競走して見せて、ぶっちぎりの差を見せたことでみんなイメージしやすくなり、だんだん掴み始めました。

この走りでスピードを出すために必要なのは重心移動。
腰の位置を変えずにステップにどんどんついて行かせる事。そしてステップの速さです。

みんなのこれまでの頑張りで結構速くなりましたが、本人も指導する私も保護者もみんなが感じる、あと一つ伸びて欲しい何かの答えの一つがこれです。

縮地でみんなで競走を繰り返すうちに少し分かって来たところで時間が残り少なくなってきたので、通常のダッシュ反復に戻そうとしたところでみんなから全員リレーやりたいとのご要望。
さっきの縮地を思い出しながらリレーすると約束して、全員リレーに。

まぁ驚きました🫢
全員一人残らず、
いつものそれぞれの走りにブレが小さくなり、
スーッと前から引っ張られてるような進み方になってました。

今日は大当たりな練習でした✨
しばらく身につくまで繰り返します。

大当たり。縮地走法トレーニング