日々一生懸命に生きるあなたへ


先日、

セカンドオピニオンの病院へ

行ってきました。

そこの医師に言われたことで

ハッとしたことがあるので

ここでシェアします。


私がここのところ

悩んでいる問題、、、

職場の人間関係について

医師に話を聴いて

もらいました。

すると、

医師は、

この本に書いてあることを

例に出して

説明してきました。

水島広子先生の

「対人関係療法」です。


人間関係には、

3種類があります。


1.自分の一番近しい人たち

 例えば、親や親友、

 パートナーなど。

 この人たちには、

 基本的に24時間体制で

 接しています。

 例えば、

 パートナーから

 夜中に「具合が悪い」

 と電話がかかってきたら、

 対応する、というように。

2.次に近しい人たち

 友人や職場の同僚、

 親戚の人たちなど

 この人たちには、

 基本的に

 「会った時だけ」

 応対すればいいです。

 親戚の人に会った時に、

 挨拶しなかったら

 まずいですよね?

3.最後が、

 通りすがりの人たち。

 極端にいうと

 たまたまそばを歩いている

 酔っ払いなど。

 この人たちには、

 基本的にスルーをします。

 わざわざ酔っ払いのところに

 行って、

 「危ないですよ」

 なんて言いませんよね。

 
 私の医師が言うには、

 私がいつもストレスを感じている

 相手の人たちは、

 職場の人なので

 「2」の人たちで

 「会った時だけ」

 応対すれば良いのに、

 仕事が終わった後とか、

 仕事のない休日まで

 その人たちのことを

 考えてしまっている、、


 つまり、

 本来「2」の立ち位置の

 人たちを

 24時間体制の

 「1」に入れてしまっていると。

 だからいろいろな

 問題が起こってくるんですと。


 本来の位置よりも

 近くに来させているので

 ストレスを感じている

 のであれば、

 心の中で

 遠ざけて、

 「3」に限りなく近い「2」の

 位置に置いておく。

 (ほとんどスルーする)

 そうすることで、

 ストレスがかなり軽減されて

 鬱状態が

 かなり改善されるのでは
q
 とのことでした。

(セカンドオピニオンの医師には、

2月末に心理テストをしてもらい

「重度の鬱状態です。

 会社を休んだ方が

 いいレベルですよ。」

 と言われました。)

 (また、この理論は、

 本の中では

 3つの同心円で

 描いて説明されていましたが、

 ここでは円が書けないため

 文章で説明しました。)


 確かに、、

 つい、

 気になる人のことは

 仕事が終わってもあれこれ

 考えてしまって、

 嫌なことを

ずっと考えつづけて

しまっていました。

これは、

精神衛生上

とてもよくないことだそうです。


医師曰く、

「仕事してない

時間の方が

仕事している

時間よりも

ずっと大事で

す。」

どういうことかというと、

仕事していない時間に

好きな音楽を聴いたり、

お風呂に入って

マッサージしたりなど

好きなことをする方が

よっぽど大事だと。


確かにそうですね、、

それはよく聞くし、

自分でもわかっていた

つもりだったけれど、

最近仕事のことを考える比重が

かなり高かったのは

事実です。

なのでこのタイミングで

それを聴けたことは、

とても新鮮な気がしました。

この医師は、

再診でも

60分まで時間を取ってくれていて

話がゆっくりできるため、

よくある5分間診療では

話せないことまで

話してくれるのだと

思います。


また、対人関係療法では、

「役割期待の不一致」

が起きた時に症状がでると

されています。

どういうことかというと、

正社員だったらこのくらい、

準社員だったらこのくらいの

仕事ができて然るべき、

とか

人間的にも

これぐらいできているべき、

とか

期待があると思います。

その期待に

一致しなかったときに

人間関係のストレスが

起きると

対人関係療法では

考えるそうです。

私の例で言うと、

私の職場では

優秀な(とされている?)

準社員さんがいるのですが、

私は

昨年4月に試験出社を

始めた時から

この方からいろいろと

指導や注意を

受けてきました。

私は正社員なのに、、、

という葛藤は大きく、

でもそれにもずっと

耐えてきました。

ですが、

1月くらいから、

この準社員さんからの

叱責がひどくなってきて

いたのです。

私から考えると、

ちょっとしたミスを、

周囲の人にも響き渡るような

声で

怒るのです。

(私の職種は

正確性が要求されるので

怒られるのは仕方ないにしても、

人格を否定されているかのように

感じる怒り方だったりしました。)

かと思うと、

昨年10月に異動で来た

20代後半の後輩のことは、

「先生」と呼んで

褒めちぎり、

おだてます。

私がその話をすると、

「きっとその方(準社員さん)は、

お子さんがいたら、

そういう育て方をしてますよ。

一方を褒めて

一方をけなすというような。

もしかしたら、

自分もそういう育てられ方を

したのかもしれないです。

そういう人のことを

考えて、

仕事以外の時間を

過ごすのは

もったいないですよ。

こういう人は、

スルーでいいです。

何か言われて辛かったら、

席を立ってどこかに行っても

いいんですから。」


言いました。

私は、

そうはいっても

私がミスをしているので

怒られても仕方ないと

思う気持ちはありながらも、

正直

怒られ方が罵倒に近いものがあり、

こちらが反撃できないのを

いいことに

虐待に近いものも

感じていたりしたので、

この医師から言われたことも

取り入れる価値があると

感じました。

自分がミスをしたとはいえ、

大きな声で怒られるのは

本当に辛かったです。

それ自体は反省して、

あとは

嫌なことを思い出す人のことは

忘れて、

仕事以外の時間を

充実させていくこと、

またこの医師が言うには

鬱の人には

睡眠がとても大事で

6時間以上は必須だ

とのことでした。

だから、

くよくよ悩んでいるより、

まず睡眠が大切!

ということみたいなのです。

当たり前のようですが、

実は医師もあまり

言ってくれないのです、

こういうことって。

主治医も、

言いませんでした。

でもこのセカンドオピニオンの医師に

かかってから、

睡眠時間は意識するように

なりました。




心が落ち込んでいる

日々一生懸命に生きるあなたへ

ストレスを感じる相手は、

本来の関係よりも

距離が近くなりすぎて

いるのかもしれません。

そういうときは、

心の中で

そっと遠ざけて、

自分を癒し休ませてあげましょう。

もし関係が改善されたら、

距離を元に戻せばいいのです。


それでは、

皆様、

コロナの影響を多かれ少なかれ

受けていらっしゃると思いますが

免疫力をあげて、

過剰に心配しすぎず、

できるだけ楽しく

お過ごしくださいね。





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