六本木金魚が今年、4月30日をもって閉店するという。
私は報道が出る前、後輩のキャストから連絡貰って、耳を疑ったのでした。
暫く、ショックでなにか想いを発信出来ずにいました。
私は41年前(1983年)、六本木金魚を経営するAプロ(元ニッシン物産)経営だった、住友ビル49階にあったギャルソンパブに入り、色んなショーパブで踊ってました!
そんな中、30年前の1994年春、煌びやかに可動式、当時の日本一の大箱ショーパブ「金魚」が鳴物入りでオープンしました!
当時の夜の話題の中心は、全てが「金魚」だったように記憶しています。
私はミレニアムを迎える2000年にもギャルソンに戻り、リーダー(座長)もやらせて頂きました。
当時のAプロ経営は4店舗あり老舗、「黒鳥の湖」、ヒルトンホテル地下にあった「ショーボート5i」、そしてギャルソンパブと六本木金魚でした。
今回、金魚閉店という事で、その全てがなくなるという事になりました。
Aプロでは夏休みや長期休暇によるダンサーの代演があり、私も何度か六本木金魚で踊らせて頂いた事があります。
昨年、ひょんな事から、イベント出演の依頼で、六本木金魚のステージで25年ぶりに踊らせて頂く機会を頂きました。
観るのと演るのでは大違い。
年齢のせいもあり、"現役"の頃のようなパフォーマンスが出来たかは、自分自身疑問ですが、ショーパブ人生を思い出させて頂ける素晴らしい体験でした。
そんな六本木金魚クローズのニュースが世の中に駆け回りました。
記事によると
"建物や構造物の老朽化、舞台装置の保守整備、アップデートの難しさが閉店の理由として挙げられているが、「開店から30年という月日が流れ、社会環境の大きな変化、エンターテインメントの多様化と細分化などもあり、四半世紀を過ぎて、六本木金魚としてのエンターテインメイントは一定の役割を果たすことができたのではないか」との考えが大きいようだ"
との関係者の方が仰られてるようです。
何故、ショーパブが現代から消えていくのか、面白い考察があったのでご紹介します。
六本木金魚
★4/24(水)〜29(祝)※26(金)休演日
日出郎プロデュース公演「楽屋ー流れ去るものはやがてなつかしき〜」再演 @新井薬師前スペシャルカラーズ