徹さん…


お別れ会に行って参りました。


午前中は冷たい雨。

涙雨かな。




郁恵さんが仰っていたのは、「私の知らない渡辺はこんなに人に愛されていたんだ。そして、こんなに向き合っていたんだと実感しました。」と仰っていて。





私も初めてのシェークスピア劇でナーバスになってた時、徹さんが沢山、相談に乗って下さって、初日の日、劇場に行くと「日出郎さん江 渡辺徹寄利」とお花が届いていて。


感激していた所、楽屋入ったら、携帯が鳴り「渡辺徹」と表示。


お電話に出ると、徹さんで。


「思いきり演って下さいね!今までの稽古を信じて、自分もね」


と仰って下さいました。




また、逆に、昨年の最後になった舞台「今度は愛妻家」ではオネェ役という事で、ご相談を受けたりなんかもして。

「舞台袖では、いつも日出郎ちゃんを思い浮かべてから演ってますよ」

なんて過分な、お言葉まで頂戴して。





裕太も「実感がなかったけれど、夢で渡辺家を任したと言ってくれて…」てと頼もしく見えました。

私も自分の父が亡くなってから、父との関係が逆に密になった様な気がしていて、段々と「お父さんならなんて言うかなぁ」なんて考えたりして。

お別れて、じわじわあとから来るものですよねぇ

直後じゃないんですよね。





会場には本当に沢山の関係者の方々が来られていて。

私も、20年ぶり、30年ぶりに会えた方々が多くて懐かしい話に花が咲いて。

ハマちゃんにも久しぶりだったけど

「なんやー自分どやねん?!」

と相変わらずで笑






池谷くんも「もう僕も50歳超えましたよぉー。自分の生徒がオリンピック出てますからねぇ〜」

と、刻の立つ速さに驚愕したり。






きよし師匠は、椅子に座ってらしたので、私が膝をついてご挨拶に伺ったら、わざわざ、きよし師匠も膝をついて

「お久しぶりでした!」

と、どんだけ腰低いねんん!!!とツッコミそうになったり笑






徹さんのお陰でジャンル問わず再会できた方が多くて。

本当に渡辺家らしい、涙の中にも暖ったかい空気が漂うお別れ会でした。 


あっ汗

角野卓造さん、中村雅俊さんの弔辞を聴いてハンカチを忘れて号泣していた私にテッシュ下さったお隣のお姉様、文学座さん関係なのかなぁ〜

本当にありがとうございました

皆様、お別れの会にもハンカチは必需品ですよ!!!


徹さんの使ってたメイクボックスが私と同じで嬉しかったなぁ〜


会場を出て傘を持つと

「あっ、それ僕の傘ですねぇ〜」

と滑舌のいい声が。

振り向くと徳光さんん。

同じデザインの傘だったのです。

また話し込んでしまい汗




気がつくと、すっかり雨は止み、満開の桜。

徹さんからのプレゼント!!!






★日出郎出演「老ナルキソス」5/20公開



https://oldnarcissus.com/



★舞台オネェミュージカル「LAKI★LAKI Hipstar〜真夏の夜の悪夢」DVD発売中

作・演出:藤森一朗

出演:日出郎、蝶羽、エスムラルダ、有栖川朋花、葛たか喜代、Yui、東てる美 他



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★日出郎名曲ベストヒットリアクション