【日出郎DVDシネマサロン459】


不治の病にかかった若い男女の恋を描いた全米ベストセラー小説「さよならを待つふたりのために」(岩波書店刊)を、「ファミリー・ツリー」「ダイバージェント」のシャイリーン・ウッドリー主演で映画化し、全米で大ヒットを記録した青春映画。脚本を「(500)日のサマー」も手がけたスコット・ノイスタッター&マイケル・H・ウェバーが担当。末期のガン患者で酸素ボンベが手放せない少女ヘイゼルは、両親に言われて嫌々ながら参加したガン患者の集会で、片脚を切断して骨肉腫を克服した青年ガスと出会う。ガスは独自の感性をもったヘイゼルに恋をするが、ヘイゼルは相手を傷つけることを恐れて距離を置こうとする。しかし、大好きな作家の話題がきっかけで2人は距離を縮めていき、その作家に会うためオランダへ旅立つ。そして旅の最終日、ガスはヘイゼルに重大な事実を打ち明ける。