どかぴょーーん
昨日は、カクシンハンさんの「マクベス」観て来ました
私が役者デビューした池袋芸劇
今考えると、初舞台から大きな劇場で演らせて貰ったなぁーと感謝です
この日は、偶然にも、吉田鋼太郎さんと劇団員さんのトークショーもあって、シェークスピアについて、とても勉強になりました
芸劇は、とても、スタイリッシュで
カクシンハンさんも、どんどんと大きな箱に進出してます
だって、面白いもん
客席で、マモ(荒澤守くん)にも会えて、相変わらず可愛いかったわ
なんと、勇気を出して初めて、マクベス役の主演の河内大和さんと写真を撮って頂きました
いつも、リチャード三世や今回のマクベスのように人を暗殺するような強面な面もありながら、シェークスピア劇らしい女性に対しては弱い面を見せるセクシーさを毎回、見事に演じてくれて、素晴らしい表現者さんだなぁーと思っていました
何より、板の上にいる佇まいが美しい
本当、あの凄まじい熱量、素晴らしい
大ファンです
「男おいらん」で、同じ紫野役を演った葛たか喜代さんは、マグダフ夫人を見事に演じてらっしゃいました
いつも刺激を貰える友達です
お互い10代後半からのお付き合いの和美ちゃん(野口和美さん)も、門番での怪演、流石です
普段は、めちゃくちゃ可愛い人なので、舞台でのギャップが素敵
毎回、豊かな表情表現でゴージャスな場面を担当される岩崎さんですが、今回は「綺麗は汚い 汚いは綺麗 Fair is foul . and foul is fair. 」という台詞をラップで聞かせる所で、アメリカ生まれの岩崎MARK雄大さんのネイティヴな発音に酔いしれました
シェークスピアは、言語(英語)だと、韻を踏んでいて、笑えたり心地良かったりするそうです
私も「リア王」のお稽古では、台詞に振り回されましたが、日本語の言い回しとは違った魅力があるのを逆手にとった今回のラップの演出は面白く感じました
いつも観てる劇団5454(ランドリー)小黒雄太くん
5454の爽やかさとは違ったカクシンハンのシンプルだけどエグい世界観に興奮してた私は、終演後、「小黒〜う！！！写真撮ろうぜ」と叫んでしまいました
ごめんね
」と叫んでしまいましたごめんね
こちらも大好きな劇団ポップンマッシュチキン野郎の加藤慎吾さん
ここまで来ると、カクシンハンさんは、小劇場のオールスター戦というか、他の役者さんもいろんな劇団や団体で観た人ばっかりで、そんな人気者の彼等が、舞台上を走り回り、凄い熱量でシェークスピアの台詞を発するのですから、面白くないわけはありません
いろんな物をそぎ落として、シンプルな状態から、マクベスのテーマである見えない物や者を、いろんな形で観せてくれる演出は斬新で脱帽でした
これ映像でもいいよね！？という作品が多い中、舞台芸術である意味を教えてくれたカクシンハン、何より、ゴミて必要悪だけど、見たくないものだなぁーとラストに思わせてくれたのも、シェークスピア劇をやりながら、演出の木村さんの新しい提案だったのかも知れません
カクシンハン 「マクベス」 29日(日)まで
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