河出書房の『太平洋戦争・実戦体験記』が5冊入荷しました。
『ミッドウェー海戦』
昭和42年8月10日初版発行
海戦の主導権はわれにあった。
参加兵力は米太平洋艦隊のそれに比して圧倒的
に優勢であった。戦争の主役を果たした航空部隊
の質は必ずしも米軍のそれに劣ってはいなかった。
しかもその敗戦は近世の日本海軍が未だかつて
想像も経験もしたことがないほど決定的なものだっ
た。
『真珠湾攻撃』
昭和42年8月31日初版発行
日本の歴史を裁断した運命の12月8日!
電撃の奇襲作戦は世界を震撼させた・・・
『ガダルカナル』
昭和42年9月20日初版発行
ガ島基地の奪回が、初め大本営で予想したように
容易でなく、しかも敵手におちて知るソロモン南部
の重要性に今さら中央も狼狽し、八月十三日付で
新しい作戦方針を指示した。
『マレー戦車隊』
昭和42年11月20日初版発行
パンジャップ大戦は豪雨と悪視界の中を前進中、
乗車歩兵を伴なった日本軍中戦車の奇襲をうけた。
日本軍戦車は前方及び側方を猛射しながら突入し、
さらに第二対戦車中隊を蹂躙した。
『雷撃機出動』
昭和42年12月8日初版発行
昭和18年11月8日の読売報知は六段ぬきで報じ
ている。
飛ぶよ、隻腕の荒鷲、真珠湾殊勲の勇士、苦闘
1年の考案義手にしっかり操縦桿
飛行時間7000時間、出撃回数百余回の記録を
持つ森君の意志の強さ、軍人としての偉大さを物語
るエピソードである。
5冊とも初版本です。