牡羊座水星逆行は4月2日〜25日まで続く。
牡羊座の性質から言って、何かを勢いよく進める、あるいは何らかのスタートアップを示す。
つまりこれらにまつわるコミュニケーション、あるいは行動的な連絡が滞る、
交通インフラの不具合など、そんな時期になるのが想定されます。
牡羊座水星逆行のおさらい
この時期をホロスコープで見ると
水星は12ハウスにいるので、ネット上でのやり取りとか
あるいは見えない世界からのメッセージを受け取るとか
そうした部分に狂いが生じてくる可能性があります。
つまり見えない世界からメッセージを受け取ったつもりでも
それは何らか間違いを拾ってしまったりとか、、
あるいはネットを通じてのやりとりがどこかしらから周りになったり。
または誰にも悟られない水面下でのやり取り。
そうしたところにコミュニケーションミスが発生するのでないか、というのが当方の見立てでした。
11、12ハウスがオーバーロードしているので
水面下での動き、あるいは友達同士のやり取りが
活発になるであろう期間が想定されました。
乙女座と魚座がインターセプトしているので11ハウスにある魚座周りの感受点が
機能しづらいので、友人間のやりとりもどことなくぎこちなくなりそう
などという予想をした記憶があります。
やる気はありながらも停滞か、マンネリになりうる感じもする。
しかし水面下では活発という感じか。
そして11ハウスがインターセプトしているということは
仲間との相互理解の欠如、
仲間の才能を見落とす可能性もあるかもしれないということ。
仲間との理解を深めねばならない期間でもあると思っています。
12ハウスに水星があって、オンラインでのやり取りに齟齬が出やすいとしたら。
だとしたら、そもそもオンラインでのやりとりが正しいのか？
対面の方が良いのではないか？そういう話にもなってくるわけなんですね。
牡羊座水星順行でもたらされるであろうもの
これもおさらいしていきましょう。
4月25日の21時54分6秒に牡羊座水星が順行になります。
その時のホロスコープでは4ハウスに水星がいる。
ということは家族とのやりとり、あるいは不動産、土地に関する話題。
4ハウスで言うと家族のようなフレンドリーなコミュニティにおいての
コミュニケーションが活発に、あるいは堰き止められていたものが
グッと流れ出すであろう、と言うことが想定されます。
見直し期間の間に溜め込んでいたものが
堰き止められたダムの如くグッと流れ出す、
と言うような流れを星の運行から期待しているのですが
果たしてどうなんでしょうねぇ、と言うところ。
ちなみにこの時は３、4ハウスのオーバーロード。
3ハウスなので兄弟とか国内旅行、
4ハウスは先述のジャンル。
そうしたところにクローズアップされそうです。
勢いで作った企画の見直しを…
牡羊座水星が4月2日から逆行しましたが、
実際に私もその逆行を感じるエピソードがあります。
牡羊座ということは勢いの良さも然り、
何らかのスタートアップを示しますよね。
実際に私も新規事業とかについて挫かれています。
ある集まりで、地方でのイベントをやろうという企画がありました。
ただ、地方には地方の決まりがあってなかなか難しい。
その地方のしきたりもあるわけですから。
イベントをやろう、と言い始めたのは良いが
地方のしきたりだとか、組織の制約があって動けない、
見直さざるを得ない状況に追い込まれた。
またチームにおいてもグループLINEを作っているが
一部の人しか発言がないので
チームとして目的地の統率が取れていない。
色んな人から空中分解の危機があるというアドバイスをもらいましたね。
実際に私も空中分解案件をこれまでの人生で何度も経験したので
頑張って盛り上げねばならんという必死さがありましたね…。
やろう、という牡羊座の始まりの意味合いが現れたのは
すごく良いことだと私は思います。
ただ、やり方であったり目的であったりが雑になりがちなのも
またこの時期にはありうることである。
どの媒体でもそうですが、間違ったものが衰退し
正しきものが生き残る、というのが道理です。
何が正しく、何が間違っているというのは
スタートアップの段階で見極めねばならない、
というのが牡羊座水星逆行における、ヘルメスの教えでないでしょうか？
総括
いつの時代も何においても「始まり」というものは存在します。
ただ、何かを始めるにおいていつにおいても
障壁というものが存在します。
やっぱり何かしようとすると障壁があるのは痛感するところでしょうし
それによって諦めるというムーブメントも少なくないのも事実。
なぜ諦めたくないのか？なぜやろうとするのか？
そこを突き詰めた上でスタートアップすべきだろう、
というのが牡羊座元素のあるべき姿なのでしょう。