土星がコンジャンクションだと、

とりわけその惑星が示す事柄については

成長の鈍化、よく言えば大器晩成の傾向をもたらします。

 

土星の影響が色濃いと、どこかしら老成したかのような雰囲気が出るでしょう。

若年期に関してはとりわけ力量を発揮しづらく

「生きづらい」と感じる部分もあるかもしれません。

 

私自身土星と水星、金星の両方がコンジャンクションで

特に義務教育時代は苦戦を強いられた記憶があります。

 

いろんな方のホロスコープを見ると

土星の絡みが重いほど遠回りも多い印象ですが

それだけ果たすべき社会的な役割が大きいのかもしれません。

土星は老成した感覚と重く暗い人格をもたらす

人生こんなもんじゃない、という気持ちに暗い影をさすのは土星。

思い返すと、若い頃は特にそうでしたね。

 

水星と金星が土星とコンジャンクションなので、

知識の習得に時間がかかるし、

何かに興味を見出すのも時間がかかる。

 

周りにいろんな人間がいて、私は常に置いてけぼりを喰らって

ここまできたような感覚でした。

 

実績を作るのには時間がかかるということか。

 

実績を十分積んで解放されない限りは、

どこか重苦しい感じを演出し続けるのかと思う。

 

占星術についても興味を示すのに時間がかかりました。

2022年になってようやく真面目に取り組んだので。

やはりそれというのも土星の示す年長者の影響かな。

 

周囲の同級生が持っている知識や好奇心に比べて

幾分劣る冬の時代が長かったのを覚えています。

 

若い頃はよく言えばクソ真面目、

悪く言えば重苦しい、暗い人格でした。

周りと比較され、置いていかれることにコンプレックスを感じて。

 

今振り返るとそれは水星、金星、土星のトリプルコンジャンクションが

とても強烈だったのだと理解できるようになりましたが。

当時は何が何だかわからないままでした。

 

土星はなぜここまで重苦しいのか

まぁ幸いにも土星のアスペクトは水星、金星、土星の

トリプルコンジャンクションと土星ーASC60度で済んでいたので

そのストレスを社会に暴力で向けたりとかはありませんでしたね。

 

あからさまな「社会不適合者」ではなかったですが

 

太陽・金星・天王星、

月・冥王星・ジュノーのトリプルコンジャンクションに加え

月・冥王星ードラゴンヘッドのオポジションが織りなすことによる

組織体に逆らいまくる人生なので

 

重苦しい性格に加えて、自分で自分の首を占める生きづらい人生は演出していました。

周りに置いていかれる上に、自ら率先して小社会から離脱していっている。

オポジションなので今でさえ社会に対して反発心があるのは間違いありません。

これは終生変えることができない、私には噛み付くことしかできない。

 

発達障害でこそないが、一歩間違えれば

それ以上の認定されてもおかしくない人生だったのは確か。

 

水星はコミュニケーション、金星は喜びの表現、

これらがどこか重苦しいものでした。

 

この成長の遅さゆえに自分は発達障害を疑ったりもしました。

疑いをして心療内科に通い詰めたのだけども

結局健常者の扱いをされて、

健常者の世界で生きるしか逃げ道がなくなりました。

 

本当に非健常者ならオポジションとか1ハウスのマレフィックがライジングプラネットで、

それがハードアスペクトとか、もっと深刻であることが想像されようが。

 

義務教育時代でも周りに乗り遅れて情弱になって、

起業塾でも同期生が次々と成功するのを横目に

成功の緒を掴むどころか、ブラック企業に潰されて涙を飲む。

 

「何くそ」と思って乗り遅れないように

踏ん張ってギアを入れても、足を引っ張られる。

 

こうした悔しいと思えるような、遠回りな人生を演出する。

それはなぜなのか。土星は何をしようとしてるのか。

 

ずっと考えていました。

 

シンプルに言えば「時間をかけてでもしっかりした結果を出す」。

それもただ単に結果を出すんじゃなくて

 

「土星のハウスやサインの示すものでなくてはならない」。

 

3ハウス射手座土星の示す意味合いのものでないとならない。

それ以外のことをやろうとしても失敗に終わるだけ。

 

だから企業も失敗に終わったし、ゴールに関係ない義務教育の数々、

社会人になるためにと身につけたスキルも、

 

失敗に終わった、という

 

ただそれだけの話だったんだ。

総括

土星がノーアスペクトだったら私は人生幸せだったのかもしれない。

60度や120度のちょっとヌル目のアスペクトだったら

ゆるい感じのキャラになっていただろう、

乗り遅れたからと言ってコンプレックスを感じることはなかっただろう、

こんなクソ真面目に重苦しいシビアな人生を送ることはなかっただろう、

 

天王星や冥王星に絡まれてなければ

もっともっとクソ普通の人生で幸せだったに違いない、

大学の友達と同じ会社行って気楽だったに違いない、

「王」というプレッシャーを感じることはなかったに違いない。

 

気楽な人生を送るチャンスはあったのに関わらず

それなのにわざわざ人生遠回りしたり、

大振りな人生でカネと時間を損するなんて

バカげたことはしなかっただろう。

 

まぁ、きっとそうなんだろうけど。

わざわざ土星力で時間をかけてスキルや好奇心を貯めるのは何のためか。

なんでわざわざ土星の戯れに付き合う必要があんのか。

 

それが「自分にとって本当にJOYの人生を歩むゴールへの道」だからでしょう。