5ハウス土星の解釈例。

 

4人の子育てに追われたり

恋愛がなかなか上手くいかない、という方のホロスコープを見ると

5ハウス土星があったので「ああ、納得」ということで。

 

5ハウスに土星があるのでその解釈を。

 

舞台に立つことに対しての抵抗感

5ハウスなので恋愛や子育てに苦難が想定されます。

あるいは自分の趣味、楽しみを見つけにくいということも。

舞台など人目につく場所を示すので、人によっては人生初期の頃に

衆目を浴びる場所に立つことに対して抵抗があったかもしれません。

 

土星が示すのが年長者であるとか古いものであることから

土星が示す年寄りじみた趣味かもしれないし、恋愛対象が年上が多いのでないか。

良い方向で取れば年長者の引き立てにあうかも。

 

5ハウス土星における社会的なゴールとしては何らか舞台に立つとか、

自己創造したいのでないかということ。

どのハウスでもそうですが、経験を積み重ねるほど育って備わる部分です。

 

お話を聞いていた限りは舞台の稽古をなさっているとのことだったので

人前に立つ舞台方面で何らか進展があるかもしれません。

 

どの部分に対しての成長の妨げを喰らっていると感じるかはサインによるでしょう。

双子座土星の方でしたので、幼少期の初等教育時代であったり

あるいは他者とのコミュニケーション、

または機器の取り扱いに難があったというところでしょうか。

 

5ハウス土星の一例

双子座土星の解釈一例。

慎重で真面目そうでも偏屈で懐疑的。知性に長けているもののやや捻くれた目線で見てしまう。

才能がありながら行動が無謀になりやすい。世間一般の基準から外れた考えを持つため

身内や親戚との交際に支障を生じることも。規律正しく論理的思考力があり

詳細を整理する能力があります。ストレートに話すことを好みます。

 

5ハウス土星解釈の一例。

勝負・娯楽・運動についての失敗と、恋愛事件での失意を示します。企業や投機も多くは逆運にあいがちな

ものの、アスペクトが良ければ慎重に考慮した上での出資に限って成功を望めるでしょう。

また年上の人々に好かれやすいでしょう。恋愛や子供に対しては真面目な態度と責任を持っています。

人生の早い段階で楽しみを感じられず、その結果、後年になってリラックスしたり遊んだりすることを

控えるという経験をしたことがあるかもしれません。創造的な仕事とレクリエーションの時間を

計画的に組み立てることが最善のアプローチであることがわかるでしょう。

 

自分のために遊んだりすることがなかなか難しい幼少期、

あるいは恋愛観や子供に対しての態度が生真面目であったりを想起させます。

ただ、その方はライジングプラネット金星であり

土星が金星とハードアスペクトでないので、恋愛ができる環境にはあったようです。

土星の絡み方次第では恋愛にたどりつかないこともあるでしょうから。

総括

土星は苦難を示すポイントであり、コツコツと努力を求められるポイント。

または社会的ゴールを示すところであるので

ここに向かって太陽サインとハウスの力を使っていくことが求められるところ。

 

才能開花に時間がかかりますが、方向性を間違えなければ

「生きづらさ」が解消するというのみならず

何らかのジャンルで台頭する、といったことも望めるでしょう。