最近調べたことで「ハイヤーオクターブ」というものがあります。

ハイヤーオクターブとは「高次元の天体」を意味するそう。

 

水星のハイヤーオクターブが天王星、

金星のハイヤーオクターブが海王星、

火星のハイヤーオクターブが冥王星。

 

極度の上位互換ともいうべきでしょうか。

ハイヤーオクターブに当たる惑星は全て

天王星以降のトランスサタニアンにあります。

 

天王星、海王星、冥王星

天王星、海王星、冥王星というそれぞれ

後年に見つかった大惑星。

 

水星のハイヤーオクターブが、テクノロジーや独創性を示す天王星。

金星のハイヤーオクターブが、幻想や芸術、夢を示す海王星。

火星のハイヤーオクターブが、極限の破壊と、破壊の後の再生を示す冥王星。

 

なるほどそれぞれの天体に似ているといえば似ています。

 

水星の移動手段、乗り物

金星の芸術、愛と平和の思想、

火星のパッションと破壊力

 

これらはハイヤーオクターブに位置する惑星に似ている要素であります。

 

これらのトランスサタニアンの天体は

水星、金星、火星といった個性を司る天体の上位に位置する、

といえば良いでしょうか。

 

天王星をルーラーとする水瓶座の人で

水星のパワースポットがあるのは道理かもしれません。

 

水星を鍛えれば共鳴する天王星が鍛えられるので

独創性が大いに生まれるということ。

 

トランスサタニアンの天体を生かすも殺すも、ハイヤーオクターブの元惑星次第

冥王星は私の中でも強い天体ではあるが

私のネイタル火星が天秤座と本来の位置と程遠いので、

なかなか自分の冥王星の極度の破壊再生力を磨こうにも

それが力及ばずという構図が過去に何度もありました。

 

最初から破壊と再生の力が強力だったわけでない。

 

破壊と再生の力を引き出すにも

時間がかかった印象であるのは

火星のパワーが弱いので冥王星の共鳴まで至らない、

ということかもしれない。

 

「中年の危機」というのが占星術においてあるそうですが

ネイタルの冥王星がトランジット冥王星とスクエアになる時期を指すそうですが

火星が弱いということもあって少々気がかりな時期になりそう。

 

生まれ変わりがスムーズでない時期が「中年の危機」というもの。

 

トランスサタニアンの強烈な力を活かそうにも、

それは水星、金星、火星次第ということでしょう。

 

終わりに

ハイヤーオクターブというのは

これはトランスサタニアンをルーラーにもつ

水瓶座、魚座、蠍座にそれぞれ言えることで

水瓶座であれば水星、魚座であれば金星、

蠍座であれば火星をうまく活用すべし、というところでしょうか。

 

水瓶座、魚座、蠍座の人においては

それぞれ水星、金星、火星のあるところが

パワースポットになりうるともいえよう。

 

事実、水瓶座の知人で水星が強い人が何人かおり、

そういう人は天王星の影響からか、

極めて独特の思想を持っている。

 

ハイヤーオクターブとかこうした要素にも占星術の奥深さが伺えます。