アストロロジー(占星術)を学んでいます。

 

アストロロジーでいろんな人の星を見れてることが

自分の星を読む上においても、勉強になります。

 

今回はホロスコープにおいてトランジットという星の運行があるのですが、

アセンダントにきた惑星によってどんな影響があるか、それぞれ調べました。

 

前回

https://ameblo.jp/starfalcon/entry-12769646436.html

 

トランジット

トランジットという英語を訳すと「立ち寄ること」というように、

現在運行している惑星が「トランジット(立ち寄った)」場合に

生まれながらのバースチャートに配置されている惑星とアスペクトを取るので

何かしらの影響を及ぼすわけです。

 

自分が持っている太陽や月、水星といった惑星に、

現在運行している惑星がどう入ってくるかで読みます。

毎日気分が違ったりするのはこの星の運航のためで、

 

一日一日が全く違う日なのはこのせいなのです。

 

アセンダントはアンギュラー、つまり第1室で行動宮なので

自分の肉体であったり行動に大きく影響を及ぼすため

トランジットの影響は、行動や肉体へフィードバックされるため、とてもわかりやすいのです。

 

アセンダントにトランジットした場合の影響を記します。

 

アセンダントに水星がきた場合

 

アセンダントに水星、つまり第1室に水星が入り込んできた場合の影響です。

アセンダントに水星がきた場合は、自分の元にさまざまな情報が現れます。

水星は伝達の星であり、コミュニケーションや情報を意味します。

 

たくさんの情報がやってくるので、情報処理に追われて忙しなくなります。

水星は2、3週間の周期で次の天体に行きます。

その間はとても忙しくなるでしょう。

 

「機械」が主流の現代において、情報が頻繁に飛び交うこと、やぶさかでありません。

不動宮、特に情報処理に時間をかけたい牡牛座アセンダントの人には辛いかもしれません。

柔軟宮の人が有利なシーズンであります。

 

アセンダントと水星が合(0度、コンジャンクション)になると

他人に対しての興味関心が強くなります。

それが高じて交際という形になることもあります。

 

アセンダントと水星

水星は「商売の神ヘルメス」と同一視される天体でもあります。

ゆえに水星は商売の星でもあります。

 

情報にまみれる現状が吉か凶かわかりませんが、

そのたくさんある情報のどれかが

私たちにとっての「商売のチャンス」でもあります。

 

これを逃したら次の水星がやってくるチャンスまでありません。

 

また水星は逆行をする天体でもあります。

水星逆行の時は通信系のトラブルがあったり交通状況の混雑、

人間の神経系統を狂わせた結果の知性の曖昧さを引き起こします。

 

それによって認識の齟齬であったり、コミュニケーションに障害をきたし

人間関係を崩したりという事態もあり得ます。

こういう時期に大事な契約とかの話をしない方が無難でしょう。

 

水星逆行の時期に契約の話をせざるを得ないのであれば、

それはもう「試されている」ということでしょうが…。

 

情報の錯綜が起きやすい時期ですが、水星逆行に対しては備えるしかできません。

通信機器がおかしくなりやすいので、アナログなやり方を捨てられない部分がここにあります。

 

終わりに

水星は忙しなく動いたり逆行すると大変ですが、

チャンスをもたらしてくれるサービスの星でもあります。

 

たくさんある情報の中でどれが正しい、どれが間違っているのか?

「知性」の高さを、それに伴って「理性」を、私たちは求められています。

 

「知性」の星だけに、水星がもたらしてくれるチャンスが

私たちの「知性」を試しているのです。