『ｶｽﾞｵ…ｼﾞｭﾝ』は、
「数を順」と変換する。
そして、数を文章の上から順に読んでいくと・・・
「５６４２１９４」となり、
「殺しに行くよ」になる
にほんブログ村有名な心霊スポットに行く計画を立てた。
最初は５人だったが途中で６人になり、当日を迎えた。
しかし４人しかいない。２人は怖じけづいて来なかった。
あいつら臆病だなぁと思いながら、勇気のある１人が先頭に立ち、
他のメンバーを先導していき、心霊スポットに到着した。
夜の９時を過ぎた頃、急に雨が降り出してきたので帰ろうとして、
振り返ると髪の長い女性がいた。
突然の事に４人は驚愕していた。
そして「ｶｽﾞｦ…ｼﾞｭﾝ」と人の名前のような言葉を残し、消えていった。
メンバーは激しくなる鼓動を抑えながら、慌てて家に帰った。
幽霊は全て反対になっている。
まず
「浮き胃に嘘かラテン」
をローマ字読みにしてみると
「ukiiniusokaraten」
となりこれを反対から読むと
「netarakorosiniiku」
「寝たら殺しに行く」
となる。
つまり語り手はもうすぐ殺される。
俺はこの前、幽霊を見た。
幽霊は見た目から動作まで全ての事が反対になっているので、
生きている人との区別がはっきりしている。
怖くなって逃げようとすると、その幽霊が俺に向かって
「浮き胃に嘘かラテン」と言って追いかけて来た。
俺は必死になって、家まで走って逃げた。
怖かったので、家に帰ってからすぐに布団に包まって眠りについた。
「ついこの間殺人事件があったんだけど、犯人はまだ捕まって無いらしいよ」
「虐殺（ぎゃくさつ）だったんだって」
「早く犯人捕まえて欲しいよな」
「大きな事件だから警察もたくさん動くだろうな」
「まぁ俺達に危害は無さそうだからどうでもいいや」
「影響が無いと決めつけるのは良くないと思うよ」
「脳震盪（のうしんとう）を起こして死んだらしいから、犯人は鈍器を持っているんだろうね」
「馬鹿な事をするなぁ、そんな事をしても何の得もないのに」
「んじゃあ、また明日な」
「誰でもいいから犯人を捕まえて俺達を安心させてくれよ」
※この全ての会話が頭にきた人は危険です。