光り輝くあなたへ✨
昨日の記事に続きます。
少しまた考えたりしました。
黒沢明 監督の【夢】という映画をご存知でしょうか。
オムニバス形式になっていて、
〔赤富士〕という物語が福島原発事故時に話題となりました。
この映画の中に〔水車のある村〕という物語があります。
「水車のある村｣
美しい水が流れ、水車の回るいかにも平和そうな村にきた青年。老人に村を名を尋ねる。老人は、ただ村といい、住んでいる所は別にあるという。｢便利なものをいいものだと考える｣考え方には随分批判的で、原始的な生活をしているらしい。星も見えないような明るさは嫌だから、電気は使わない。燃料は薪、それも生木は避け、枯れた木材で間に合わせる。｢人間は自然の一部だと言うことを忘れている。特に学者は、自然の深い心が分らない。自然が滅べば、人間も滅んでいくことに気付かない。｣子供達が橋のたもとに花を供えるのは、死んだ旅人を献花供養のためであったという。今日は何かお祭りがあるのかと問う青年に対して、今日は葬式があるが、自然に恵まれているので、天寿を全うして、ご苦労さんと言われて死ぬのは目出度い、だから、お祭りのようなものさと言う。老人も今日の葬式に出ると言う。９９歳、老人の初恋の人であったという。失恋させて他の男に嫁いだ。１０３歳の老人、赤い礼装をして．花を摘み、葬式に出かける。棺を真ん中に村中で、墓所まで送っていく。やっせ、やっせ、盛大な騒々しさ。村人が踊りながら、進んで行くのだ。鐘、太鼓、様々な西洋楽器、老人も鈴を鳴らしながら付いて行く。青年は葬列を見送った後、花を摘むと、橋のたもとの岩に供え、立ち去っていくのだった。
お空の上から地球に生まれていく時、
天界の存在たちは泣いて見送るという人もいます。
「あんな大変なところによく行くねぇ～。
頑張ってくるんだよ。」と
こんな感じ↓。
「美しき緑の星」
ご覧になったことありますか？
お空の上から地球に来るときは泣いて
まるでお葬式。
この世を全うしてお空に還るときには、
黒沢明監督も言うようにまるでお祭り。
魂の故郷である本当のホームに帰るのだから。
そして他の意味では、
この世を去り行く人が思う、残される人が心配というのがあると思います。
でも残された人には、その人の人生での課題があるわけですよね。
例えば
自立することだったり。
自分で判断すること。
社会で生きて行くこと。
魂を磨くこと。
など・・・・。
ある女優さんが急死し、
残された娘がAVに出たり生きることに翻弄されている
という人もいますが、
お母さんがいつまでも一緒にいたら、
娘はいつまでたっても守られた、
ぬるま湯の中から出ることが出来ないから、
敢えて突如母親はこの世を去った。
のかもしれません。
生きている間に自立できるように時に突き放すことは、
大切な人だからこそ必要なんですね。
ハイヤーセルフや指導霊、守護霊、神々は、
いつも助け、導くだけでは決してありません。
時に転ばせ、
時に突き放し、
本人に気づかせるために、
本人の強さや賢さを育むために、
魂を自分自身で磨かせ輝かせるために、
敢えて辛く苦しい体験をさせます。
宇宙はいつも完璧です。
創造主は万能です。
あの世に旅立つタイミングも。
そう考えると、
生きている。のではなく
生かされているんですよね。
それぞれがそれぞれの人生課題をクリアし、
体験し、経験し、感じるために生きます。
人は独りで生まれ、
独りで還っていきます。
だからこそ一緒にいられる時間に思いを込めて。
感謝して。
精一杯丹精込めて、
自分がするべきこと・やるべきことをやっていけば、
後悔は残らない。
笑って祝福して見送ることが出来るのではないでしょうか。
今ここ。
今中。
今を生きるとはそういうことなのではないでしょうか。
一緒にいてくれる魂。
出会ってくれた魂たちは、
決して偶然ではないんですね。
当たり前ではないんですよね。
時を共に刻む奇跡。
感謝しかないですね♡
お読みくださりありがとう♡
感謝♡感謝♡
