昔々
あるところに
あなたを大好きな人がいた
その人は今日も
あしたもあさっても
あなたに焦がれている

たとえ雷が響こうとも
このこころは
折れることはないんだよ

たとえ目が見えなくても
このこころは
あなたに会いたがる

好きだよと
震える唇
でも
声にはならず
ただ息が漏れて
あなたには
伝わらない

昔々
あるところに
あたたを好きな人がいた
その人は今も
過去も未来も
あなたに焦がれている

たとえ雨に濡れたとしても
このこころは
晴れたままなのさ

たとえ君が後ろ向いても
このこころは
変わりえない

好きだよと
震える唇
でも
声にはならず
ただ息が漏れて
あなたには
伝わらない