NHKマイルC【12年】 | 一歩深く競馬を考えてみるブログ

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血統から見出すコース適性を分析し、尚且つラップ傾向を加味した予想をしています。

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『逃げ馬不在がもたらす影響』

▼レース質 スピード&持続力

○ハイペース

・11年 前半3F 33.9
1着 グランプリボス 5番手 同距離
2着 コティリオン 16番手 短縮
3着 リアルインパクト 9番手 同距離

・10年 前半3F 33.4
1着 ダノンシャンティ 16番手 短縮 
2着 ダイワバーバリアン 5番手 同距離
3着 リルダヴァル 8番手 短縮

・04年 前半3F 33.9
1着 キングカメハメハ 9番手 短縮
2着 コスモサンビーム 9番手 短縮
3着 メイショウボーラー 3番手 短縮

9頭中6頭が4コーナー6番手以下 9頭全て短縮or同距離


○ミドルペース

・09年 前半3F 34.3
1着 ジョーカプチーノ 2番手 同距離
2着 レッドスパーダ 4番手 短縮
3着 グランプリエンゼル 3番手 延長

・06年 前半3F 34.2
1着 ロジック 10番手 同距離
2着 ファイングレイン 4番手 同距離
3着 キンシャサノキセキ 8番手 延長

・05年 前半3F 35.5
1着 ラインクラフト 4番手 同距離
2着 デアリングハート 4番手 同距離
3着 アイルラヴァゲイン 7番手 延長

9頭中6頭が4コーナー5番手以内 9頭中8頭が延長or同距離


上記は良馬場で行われた計6回をペースで分類しましたが、かなり明確な傾向が出ています。
ハイペースであれば4コーナー6番手以下から末脚を使える馬がよく、ローテも毎日杯・皐月賞といった短縮ローテが強いです。

逆にミドル~スローペースであれば、4コーナー5番手以内で延長ローテの馬が強いという傾向が出ています。

今年は逃げ馬が不在で、ハイペースはまず考えられません。
スローペース前提で4コーナー5番手以内で延長・同距離ローテの馬を中心とします。


◎カレンブラックヒル(ダイワメジャー×GrindStone)

新馬戦から全て4コーナー3番手以内の競馬をしていて、前走のNZTも先行して押し切る強い競馬でした。
ダイワメジャー産駒ですので極端なスローからの瞬発力勝負は苦しくなりますが、いざとなれば自分でペースを作れる馬なので、対応可能とみます。
サンデーサイレンス&ミスタープロスペクター系の配合はラインクラフト・グランプリエンゼルがスローペースの年に結果が出ていて、この点も後押しします。
有力馬に後ろから行く馬が多く、前で潰し合うようなレースは考えにいため、内枠から早めに抜け出す競馬がベストです。


○セイクリットレーヴ(アドマイヤムーン×ブライアンズタイム)

ジュニアC・NZTは4コーナー2番手から2着しています。
またエンドスウィープ産駒のラインクラフトがスローペースのレースを制していて、アドマイヤムーンも同じエンドスウィープ産駒。


▲シゲルスダチ(クロフネ×ブライアンズタイム)

マーガレットSからのローテはスローペースの年にアイルラヴァゲイン・キンシャサノキセキが好走しています。
圧倒的な瞬発力がある配合ではなく、先行してダラーっとねばり込むようなレースを得意とする血統で、この点も当レースのイメージと合います。


△ガンジス、オリービン、モンストール、マウントシャスタ、アルフレード




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