◎バトードール(クロフネ×サンデーサイレンス)
この配合は朝日杯FSを勝ったフサイチリシャールと同配合です。
展望で挙げた中距離には少し足りませんが、芝のトップクラスでも通用する血統としては充分です。
更に近親にトゥザヴィクトリー・サイレントディールと芝とダート兼用だった馬がいるのもプラスです。
ヴァイスリージェント系×サンデーサイレンスは09年4着、10年3着と2年連続で人気薄で激走したネイキッドと同じで、このレースのトレンド血統になる可能性も感じます。
案外人気しているのが気がかりですが、地方騎手に乗り替わりで積極的な競馬を期待します。
○ダイシンオレンジ(アグネスデジタル×ラシアンルーブル)
昨年2着で、京都コースは[4.2.2.1]と抜群の成績です。
展望で挙げた血統も当然クリアしており、人気でも評価します。
▲ボクノタイヨウ(アグネスデジタル×サンデーサイレンス)
父アグネスデジタルは芝中距離G1血統としても充分で、母系がサンデーサイレンス系×ロベルト系というのも評価できます。
先行してしぶとさを見せる競馬が出来れば面白いと思います。
△ドリームライナー、トーホウオルビス、サクラロミオ、ピースキーパー
マチカネニホンバレ(シンボリクリスエス×デピュティミニスター)
シンボリクリスエスは展望で挙げた血統からは唯一除外する血統で、その理由はサクセスブロッケンの様なスピードを武器にするタイプが多いからです。
母父デピュティミニスターもアメリカ色が強く、適性は感じられません。
内枠で先行できれば誤魔化される可能性はありますが、人気で買う血統ではありません。
インバルコ(フサイチペガサス×パーソナルフラッグ)
ミスタープロスペクターの2×4のクロスがあるように、スピードを売りにするタイプです。
このレースで求められるラストでの踏ん張りに欠ける血統で、ここでは軽視します。