京成杯・日経新春杯(11年)回顧 | 一歩深く競馬を考えてみるブログ

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血統から見出すコース適性を分析し、尚且つラップ傾向を加味した予想をしています。

コメント、トラックバック等どんどんお待ちしております。

~京成杯~



◎マイネルメダリスト(ステイゴールド×アサティス) 10番人気4着



前半はスローで入り、中盤からペースが上がる想定でしたが、ほぼ理想通りになりました。

直線では内を突き、この馬なりに伸びていましたがアタマだけ届きませんでした。

適性の読みとしては間違っていなかったと思いますし、1.2着馬とは地力の差でしょう。

今回の様な12秒台のラップで上がれるレースであればいいレースが出来そうです。

しかし同コースの弥生賞ではそのような傾向ではないので厳しそうです。



△フェイトフルウォーが2番人気1着でした。


持続力に優れているドリームジャーニーと同配合で、この様な展開になれば確実にいいレースをしますね。

人気だったので評価を上げれなかったのですが、そこが間違いでした。

素直に内枠の持続力タイプといえばこの馬でしたね。



2着デボネアは無印でした。


この馬も母父サドラーズウェルズ系なのですが、父アグネスタキオンはサンデーサイレンス系では軽い部類に入ること等もあり、手が回りませんでした。



△プレイが7番人気3着でした。


先行して積極的な競馬ができました。

それにしても母父サンデーサイレンスは如何なるレースでも馬券に絡んできますね。

父ダンチヒ系の人気落ちという点もよかったのでしょう。




余談ですが、今年の京成杯のメンバーは地味な馬が多く、クラシックとは関係ない所で激走しそうな馬が多いと感じました。

メイショウトチワカ、ユウセンと言ったところは福島や中山の中距離で走りそうです。

もう1頭、マイネルギブソンの母系にはかなりの皐月賞適性を感じるので是非出走してほしいです。




~日経新春杯~



◎ヒルノダムール(マンハッタンカフェ×ラムタラ) 3番人気2着



ある程度ペースが流れることが条件でしたが、ラスト4Fで11秒台のラップが続く軽い流れになり想定外でした。

それでも2着に来たのはこの馬自身の能力でしょうか。

京都記念でスタミナが求められる流れになることを期待します。



勝ったルーラーシップは無印でした。


終盤で踏ん張りを求められなかった展開は確かに向きました。

こういう展開であれば馬券に絡む可能性があるとは思っていましたが、あそこまで高いパフォーマンスをするとは思いませんでした。

私が考えている以上に高いポテンシャルを持っているようで、この馬の評価を改める必要がありそうです。