嫌な言葉は誰のもの? | 日々の輝き~Every day is special~

嫌な言葉は誰のもの?

みなさん、おはようございます

今日もどんな素敵な出来事が待ってくれているのでしょうね


さて、先日、どこかで目にしたストーリー・・・

確か、ブッダが主人公だったと思うのですが・・・

私の言葉で、その内容を書いてみると・・・



ある男が、ブッダがあまりにも皆に慕われることを苦々しく思っていました。

そして、ある日、その男は、考えました。

「ブッダに面と向かって思いっきり悪口を並べ立てれば、きっとブッダも怒るに違いない。

人々に、その姿を見せてやろう・・・」

そして、その男は、その通り、実行し、思いつく限りの悪口をブッダに浴びせかけました。

しかし、男の予想に反して、ブッダは全く怒りだす気配もありません。

ブッダは、表情を変えることもなく、ただその男の前に立っていました。

そのうち、その男は、ばからしくなり、悪口を言うのをやめました。

そんな男を見て、ブッダは言いました。

「あなたがプレゼントを誰かにあげようと持って行きました。でも、その人は、プレゼントを受け取りませんでした。そのプレゼントは誰のもとに残るでしょうか?」

その男は、ふてぶてしく、答えました。

「そんなの当たり前で、俺のもとに残るにきまってるだろ。」

そして、ブッダは言いました。

「では、あなたが誰かに悪口を言いました。でも、その人は悪口を受け取りませんでした。その悪口は誰のもとに残るでしょうか?」

男は、無言のまま立ち去りました・・・




言葉は時として、物理的な傷以上の傷をつくることもできます。

でも、私達には、選択する意志が与えられています。

とはいえ、嫌なことを言われて、全く気にならないという人は少ないのではないでしょうか。

私達は、一般に、嬉しいことを一杯言われても、少しだけ言われた嫌なことを、後あとまでひきずり、考えたり、嫌な気分を繰り返し感じたりすることを「選択」しがちです。

でも、本当は、私達は、嬉しいことを思いっきり味わう「選択」をすることもできるんですよね。

小さい頃から、訓練されていないため、簡単ではないのですが・・・

少しずつ、少しずつ、意識することで、だんだん自分が選びたい物事を「選択」することができるようになるはずです

そして、きっと、周りの世界も、少しずつ変わっていくのではないかと思います


もし、よかったら、ご一緒にいかがですか






それでは皆さん、今日もとびっきり輝く一日をお過ごし下さい