ずいぶん長い間、始めたいと思って始められなかった瞑想ですが、今お世話になっているアーユルヴェーダの先生と話し、毎日続ける決心が出来たため行っています。

瞑想を始めようと思ったきっかけは、アーユルヴェーダのトリートメントが身体だけでなく心や気の流れにも作用する為、瞑想が必要だと思っていたことと、自分の心の中にふと湧き上がる少しマイナスな感情、それをなくしたいと思ったからです。

しかし、先生から言われていることは「瞑想からは何も期待せずに毎日続けることが大切」だということ。なので、瞑想に対する欲は捨てて(?)取り組んでいます。
瞑想が色々なところで勧められる理由は、瞑想を通じて心や身体の「体感」でもって何かしらの良い変化や気付きがあるのだと思います。
先生はそれをどのようなことかは説明してはくれませんが、自分で発見していくことが大切なのでしょうね。
そんな訳で、あっという間に1ヶ月が過ぎた訳ですが、色々な変化があったのでここに記録しておきたいと思います。

1日目:昨日の記憶がひっきりなしに頭に浮かんでくる。静止した状態を意識すると息苦しいし、眠い。でも日常では、1つ1つの動作が今までよりも丁寧に行う余裕が出来た気がする。
~7日目:だんだん頭に浮かぶものが少なくなったが、逆に頭が何かを探しに行っているような感じ。少し心地良い感覚が得られるようになった。その日に施術した60代の女性に「あなた上手ね」と言われて初めて手を握られた。話をきいてみるとマルマがすごく響いたのがその方にとって初めての経験で驚いたとのこと。
~14日目:瞑想に集中できたり、できなかったりあまり変化がない。たまに10分で終わってしまうときがあったけれど20分でなければ駄目みたいです。
~21日目:日常生活では色々な不安が頭を駆け巡っているのに、瞑想中はそんな心配事など一切出てこず静かな時間。何もないもの・動かないものの中から何かを感じることが少しずつ出来てきたような気がします。
~28日目:2ヶ月毎に東京から来てくれるお客さんが「今日はなんか違う。インドにでも行ってきたのかと思ったよ」と一言。こっちはいつも通りやっていたので自覚はないのですが、神職の方だったので何かを感じられたのかも?

とりあえず瞑想続けてみている毎日ですが、瞑想のおかげかどうか、私の施術を喜んで、それを表現してくれる方が急に増えて、とても嬉しく思います。瞑想からは何も期待してはいませんが!(笑)
また次回どのような変化があったか書きたいと思います。

 
【方法】
安定した場所にあぐらをかくようにして座る。(くるぶしが痛くならないようにマットの上などが良い)
親指と人差し指で輪を作り残りの指は伸ばして、手首の骨が膝の骨に引っかかるように両膝に置く。
目を閉じたら視線は額の中央に向ける。
背骨~首がまっすぐであることを意識しながらその状態を20分間キープします。
呼吸は自然に、湧き上がった心の声はスルーします。
「静止」している自分の身体を観察します。
これを3ヶ月正しく続けられたら次のステップがあります。(正しいかどうかは自分で判断せずに指導を行っている人に確認してもらうのが良いと思います。)