< 60代 女性 >

 

「歯のお掃除をしてもらいたいんですぅ〜、汚れとってもらえたらそれでオッケーですぅ〜」

 

ご希望通り、歯石取りましたビックリマーク

 

私はいつも、ビフォアー&アフターの拡大写真をCCDカメラで撮影します。

 

こんなにしっかり歯と歯ぐきの隙間に入り込んだ歯石を取ると、私も気持ちが良いですし、患者さんも「すっきりしたわ〜舌触りが全然違う〜ラブラブラブ」と言ってくれるので、歯科衛生士としてまさに仕事にやりがいを感じる瞬間なのですドキドキ

 

< 歯石除去前 >

 

< 歯石除去後 >

 

ただ、ここからがプロ目線での本当の治療の始まりです指差し

 

歯石を取った後の歯ぐきの状態を見てみてください。

 

健康と言えるでしょうか?

キレイでしょうか?

 

どうみてもただれていますよね?

 

歯石がついたら2〜3ヶ月に一度歯医者さんへ行って取ってもらうだけで充分でしょうか?

 

もし、これを10年・・・20年・・・続けていたら、ちゃんと検診に来ているのに歯を失いますびっくりマーク

 

大切なのは、

 

ただれたりしないようにすること=自分で清潔に保つこと

 

ができることなのです。

 

なので、めんどくさいでしょうが、何度も歯垢を染め出して練習しないといけません。

 

歯ブラシ・歯間ブラシ・糸ようじ・ワンタフトブラシ・電動歯ブラシ〜

 

いろいろありますよね。

 

面倒なんですよね目

 

だけど、歯医者さんに来ていない日は、自分のドクターは自分しかいない!!

 

ひらおかデンタルクリニックに来ている患者さんは、みんなお口の中がキレイですおねがい

 

じゃあ、掃除しなくてもいいんじゃないの?とおっしゃるかもしれませんが、

 

もっと大切なことをしに来ています。

 

 

 TODAY'S
 
歯科衛生士が目を光らせる(笑)

 

 

 

グラグラしている歯はないか?目

 

数本の歯がゆらゆらと揺れていても、意外と患者さんは気づいていなものです。

 

1箇所にだけ強い力が加わり、ダメージによって歯がグラグラしていたら、レントゲン撮影をします。

 

歯と歯を支える骨の隙間にダメージが認められた場合は、すぐにドクターへ報告!!

 

少し噛み合わせを調整してもらって、マウスピース・ストレッチなどの治療をします。

 

 

 

歯ぐきに異常な所見はないか?目

 

舌ガン・歯肉ガンをはじめとする口腔外科の病気です。

 

皆さんはじめは何の症状もなく来院されて、歯科検診の時に歯科衛生士が「ん?何かがおかしいな・・・」と思って、口腔外科へ送ることが多いです。

 

逆に「舌ガンかもしれないのでみてください〜」という方は、ほとんど陰性だったりします。

 

その他、白板症のような注意が必要な外科的な病気もあれば、なかなか治らない口内炎など、注意深く観察しています。

 

 

 

初期虫歯を見逃さない!!目

 

大きな穴が空いていたり、ズキズキするような深い虫歯なら自覚があるでしょう。

 

エナメル質に少し脱灰があるような「 C1 」と言われる虫歯もいち早く発見し、お伝えします。

 

大画面に患部を撮影した写真を写して、現状を理解してもらいます。

 

これが進行したら「 C2 」になり、歯を削らないといけなくなること、

そうならないためにやって頂くことなどをお話しします。

 

一度も触っていない天然歯が一番の宝だからですひらめき電球

 

ケースによっては、お薬を塗るだけで完了できる虫歯治療もあります。

 

 

 

今よりもっと幸せになってもらいたい愛飛び出すハート

 

これを予防というのでしょう照れ

 

輝く白い歯になりたいんじゃないかな?

ホワイトニングを案内してみよう〜

 

歯並びがキレイになれば嬉しいんじゃないかな?

矯正のお話をしてみよう〜

 

食いしばりしなくなったら、もっと小顔になるんじゃないかな?

自分でできるマッサージやマウスピースが必要かもしれない〜

 

銀歯をセラミックにしたら、自信を持って笑えるんじゃないかな?

金属以外の選択肢もあることを伝えよう〜

 

 

 

このように、日々メンテナンスに関わらせていただいているすべての方に向き合うとき、歯科衛生士の頭の中はフル回転しています(笑)

 

ただのお掃除ではないですが、私たちを上手に使ってもらって、届かない奥歯のクリーニングも含めて、すっきりしていただければ幸いです音譜