今日も あなたらしく
私らしい一日を
おはようございます みつきです
今日は父の三回忌
両親は私が生まれてすぐに離婚し、私は父方の祖母に育てられたので
父と暮らした時間の記憶はありません
しかも腹違いの弟が生まれ、父が別の家庭を築いてからは
ずっと父を恨んでいました
＊過去ブログ→ 後悔と懺悔ばかりの父の日
でも父は、肺がんで倒れ他界するまでの2ヶ月の間に
一生分の愛情を私に託し
息をひきとりました
やっと本当の親子になれた途端、父と引き離された私は
今もなお 父の笑顔を思い出しては、寂しさと心細さで泣きそうになるのです
そんな父は 今にして思えば
とても破天荒な人
働き盛りの40代で身体を壊してからは
親族が経営する銀座のクラブの事務方を長年支え続け
晩年は 内縁の女性(義母)と二人で慎ましく暮らしていましたが
父はある日突然 何を思ったのか
たったひとりで
世界一周のツアー旅行に
ご出発！！
父は帰国後、それはそれは幸せそうな顔で 私や子供達に旅の想い出を話していました
後に分かった事ですが
なんと父は旅行のために
全ての生命保険を
勝手に解約していて
父が肺がんで入院してから、私と義弟は病院の支払いに追われる羽目になったのです！
まだその頃 父とは和解していなかったので、義弟に その話を聞いた時は
何て身勝手な判断を
してくれたんや！
尻拭いを子供にさせて
どういうつもりよ！
心底 呆れ返って言葉を失いました 💢
でも 今にして思えば、父は ずっと仕事に生きた昭和の人間
あの身勝手極まりない海外旅行というイベントは
父がやっと手にした
人生のご褒美 
やり方は無茶苦茶だったけど
父の人生をかけた冒険心を、私は今になって ようやくリスペクトできるようになりました
私が脳梗塞を起こしたのは、ちょうど一年前の今日で
奇しくもその日は
父の命日でした
いま大きな後遺症を患うことなく過ごせているのは、間違いなく 父のおかげ
父は若い頃から 女性にだらしなくて
肺がんのせん妄でさえ
"あの可愛い看護婦さんが
俺にチューしてくるんだよ" 
頬を染めながら、嬉しそうに話していた父
↑自分の親ながら ドン引き（笑）
そんな父が 今でも全力で、私を守ってくれているなんて・・・
最高に娘冥利に尽きる 私
写真の父は、いつも穏やかに微笑んでいます
子供達との暮らしは、相も変わらず賑やかで
私の心を和ませてくれます
私はまだまだ この世界で笑っていたいし
私と同じ寂しい想いを 子供達に負わせるには早すぎる
だから父との再会は、ずっとずっと先のお楽しみ♡
と思っていた矢先、突然ですが2月に検査入院することが決まりました
先日のスペクト検査の結果によると、私の身体は術前よりも悪化しているそうで
主治医とは、再度の開頭手術の検討を始めています
進んでいると思っていたのが
振り出しに戻り
終わったと思っていたことが
また始まるなんて
はぁ？ 嘘だよね・・・ 
まだまだ可能性と言い聞かせてはみるものの
病院からの帰り道では
私のどこが
いけないんだろう？
なぜ神様は 私を
許してくれないのだろう？
そんなことばかり考えて
子供達が待つ家に なかなか足を進めることができませんでした
正直 今回は怖さよりも 悔しさばかりがこみ上げてきます
まぁでも そんな想いに囚われっぱなしでは、尚更悔しいし
何たって私は
破天荒な父を持つ娘
何とかなると思えてくるのが不思議です（笑）
子供達との優しい時間と、自分が笑顔で輝ける日々を取り戻すために
それこそ 死ぬ気で生きてやりますよ！
そして この病との闘いは
2019年で終わらせる！
私のブログはこれからも、日々泣いて笑って
今生きている喜びを綴る大切な場所
絶対に闘病ブログのカテゴリーに戻してなるものか！！（笑）
あっ！皆さまどうか、心配だけは しないでくださいね
どうしてもというなら 応援をお願いします
＼(^o^)／←何さまだよ（笑）
【同病の皆さまへ】
恐らく大丈夫かと思いますが、これはあくまで私の症例で特殊なケースです
なので過剰に不安を感じることのないよう、お願いしますね (*´꒳`*)
◎今日の "感謝の気持ち"
・今でも父の愛を感じられること。そしてこれからもタンマリ守ってもらえること
・検査の時に軽いギックリ腰になってしまい、娘が家事を全てサポートしてくれていること
・義母が "心配かけてもいいんだから、何でも話してよ！抱え込んじゃダメよ" と・・・本当の母親のように愛情を注いでくれること
・闘える体力がある年齢のうちに、できる限りの治療をしようとポジティブに思えること
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何があっても大丈夫
私たちはいつだって
守られているから
今日も尊い命を ありがとうございました
みつき
＊画像はお借りしました＊