国も違えば教育も違う。

 

カンボジアに来てからは、技能実習生として日本へ行く学生のために日本語を教えている。面接に合格した後、出国のための手続きを終えるまでの約半年間、日本語や文化について伝えている。

 

その過程で入学してくる学生の履歴書をチェックすることもある。毎度のように驚くところは学歴の欄だ。

 

日本の場合で考えると、中学校までは義務教育であり何か大きな問題を起こさない限りは卒業は可能だ。高校からは個々の自由になるものの、一定の学力を得ることができる。

 

その一方で、入学してくる学生のほとんどが中学校を中退している場合が多い。その後は家業の手伝い等をしながら、自ら働いているようだ。

 

これまでの自分の授業で思い出してみると、識字についても驚いたことがあった。基本はクメール語を使わないようにしているが、ある学生に分かりやすい解説のためにクメール語を書くことをお願いした。

 

そうすると、まさかの書けませんというのだ。途中までは書いてくれるのだが、ある部分の文字がわからなかったりで、苦戦している様子がみられた。

 

カンボジア人だから、全員がクメール語の読み書きができる訳じゃない。自分もここに10ヶ月いるが、未だに1文字も読めない。

 

とはいえ、生活していくためには教育を受けることが大事だと感じる海外生活である。