先日、隣町のリサイクルショップで中古デジタルカメラのショーケースを見ていたら、誰が買取に出したのか珍しいカメラを発見しました。
2005年に発売されたコダックのP880です。コダックといえば、言わずと知れた銀塩フィルムの世界的メーカーです。90年代からはデジタルカメラの開発にも乗り出し、ニコンFマウントのDCSシリーズというフルサイズのデジタル一眼レフカメラも発売していました。コダックのデジタルカメラは鮮やかな発色を特徴とし、特に青系の発色がよく、コダック・ブルーと呼ばれました。
コダックのP880は、そのコダック社が2005年に発売した一般向けデジタルカメラのハイエンド機種です。ドイツのシュナイダー社製のズームレンズを備えており、35mm換算で24mm~140mmと広角域に強い上に望遠側も十分な性能を持つのが特徴です。また、800万画素ありますので、Lサイズやはがきサイズでプリントする分には問題のない性能です。
コダックのカメラはこのように強い個性と鮮やかな色彩という特徴を持つのですが、日本は国内にカメラメーカーが数多くあるため、アメリカの会社であるコダックの製品はほとんど売れず中古市場でもあまり見かけません。しかし、先日そのように思いがけず見つけたものですので思わず衝動買いをしてしまいました。AF性能やメモリ書き込みの速度は現代の水準ではとても遅いのですが、24mmの広角レンズでコダック・ブルーの青空を撮影して楽しんでいます。
中古カメラは確かに現代の水準だと劣る部分もあるのですが、当時欲しくても買えずそのまま製造中止になった名機を探し出して楽しむことができます。
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