3/3、お天気はイイけど 気温は 相変わらず低めです。 ↓



毎年、もう やめようと思いながら、今年も やっぱり・・・。
【お雛様】飾りました♪

以前、今のように 山荘 に 行ったきり のような生活をするようになるまでは、か な り 長い間 20年くらい(以上 !?) 色々な ボランティアをさせていただいていました。

[高齢者の会の 記録写真ボランティア]・[ガーデニング教室 講師]・[木目込み人形教室 講師]です。
この[木目込み人形]は、ある人からの紹介で  “人形の町” 埼玉県 岩槻の、人形職人(人形師)Oさん から 基本を教わりました。
昔の職人ですから、“手取り足取り” という教え方では無いです。(笑)

昔【雛人形】は、作っても 作っても どんどん売れる時代が あったそうで・・・ 
デパートにも 卸したりしていたそうですが、そういう場面には お爺ちゃん・お婆ちゃんも 一緒に来ていて、お孫さんの 初節句の プレゼントに、買い求める方が多かったそうですが・・・  
不思議なことに、値段の高い方が 売れるのだそうです !!
そういう時代だったのでしょう。

Oさんは、自分の工房の パートの オバちゃんたちだけでは 手が足りずに、福島県まで 雛人形作りの[内職]を頼みに 行っていたと言います。
「 田舎の人たちは、仕事が 丁寧で キレイに仕上げてくれていた。」と言っていました。

【雛人形】は、全部の作業を 一人でやるワケでは無くて、完全に 分業化されています。
中でも、白塗りの お顔に目や口が描かれた、 お人形の 頭(かしら)は、仕入れ値が とても高価だったそうです。
[人形は顔が命]って言いますからね !!

そこで、Oさんは 昼間の仕事が終わった後、夜 お人形の お顔を描く練習を、ず〜いぶんやったそうです。
色々なパターンを。

もう 昔になりますが、材料一式を 下さって、やっちゃんが 自分で作った[稚児雛]ですが、
小さくて・可愛らしくて、とても気に入っています♪  ↓

以前、猫を2匹 飼っていて、
いたずら しないように 高い所に飾っていましたが、それでも跳び上がってお人形を、蹴落としたり・ジャレ付いて 噛みついたり・・・ 過酷な環境を くぐり抜けて来た【ひな人形】です。 
ですが[木目込み人形]は、長い間 少々のことでは 型崩れしないのも特徴です。
高い所から蹴落とされて、頭が すっ飛んだこともありますが。 ↓


↑ 頭(かしら)は、最後にドリルで穴を開けて取り付けますが、絶対に お顔を 素手で触ってはいけません !!
お人形を、目の高さに置いて[真っ直ぐ]付けます。  
うつむいても ✕・上向きも ✕・左右に傾いても ✕ です。
多少でも 角度がつくと[表情]が出て、下品になってしまいます。
烏帽子・冠・鼻筋・着物の衿元の合わせ が “一直線” になるようにします。

この【雛人形】の お顔は Oさんが描いたもので 個性的ですが、好きです♪ ↓






「この雛人形には、ぼんぼり が合うと思うけど、どっちがいい?」と言われて、この[油灯]にしたのを覚えています。 ↓

↑ 今では珍しい “金屏風” は、“金箔” で有名な 金沢で作られたものです。
[お道具類]も、専門の職人さんがいます。

今でも、自宅2階の部屋の 天袋には、昔 父が買ってくれた 7段飾りの、衣装着の【雛人形】が、しまわれたままです。

子供が生まれた頃に、飾って写真を撮ったり、 ピアノの上に[親王飾り]だけ 飾ったこともありましたが、それから 数十年・・・
どうなっているのやら、恐ろしくて “開けられずの天袋” に なっています。
昔は、7段・8段飾りが主流でした。
7段飾りでも、他にも ケース入の大きな人形を [初節句]の お祝いに いただいたりしたので、8畳間に飾っていましたから、貴重な 一部屋が 【ひな人形】で、塞がってしまうのです。
今時の 住宅事情では、とんでもないことです !!

今年も《雛より お菓子》・(笑)
賞味期限を見ながら買って来た、色々です♪ 
[桃]のお花では無くて[桜]ですが。
ちゃんとした[お抹茶]だったり・簡単な[お抹茶]だったり ↓


抹茶を 煎茶で割ったり (笑)↓



桜の お花と葉が入った[桜カステラ]は、普通の緑茶で。 ↓

数日前から《美味しいひな祭り》です♪ (笑)