冬になると、やっぱり具合が悪くなる。
こないだ新聞で「夏と冬のどちらが好きか?」というシンプルなアンケートの結果が載っていた。
それによると、ほぼ半々の回答だったように思う。
ちなみに、オレは断然「夏派」だ。
やはり、「寒い」は「暑い」よりも大幅にHPを奪っていくのではないか?
そして、生きるためのエネルギーを枯渇させてしまう。
それは、「冬季うつ」と呼ばれるものの存在が、証明しているように思われる。

冬季うつの特徴に興味深いものに、
・炭水化物を多く含むパン、ご飯、甘いものを好む
・睡眠時間が長くなる
・夏は逆に躁になる
・人付き合いが面倒、好奇心全般の低下
などがあり、その対策としては、
・高照度光照射療法
・早起きと運動
・ビタミンB、タンパク質を摂取
とある。

われわれ生命の源は、太陽である。
植物も、動物も、みんな太陽の光に生かされている。

そんなディスカバリーチャンネルの文句のようなフレーズは、やはり真理なのかもしれない。
まあ、日照時間が、人間が生きていくリズムに欠かせない要素であることは、今ひとつ実感として理解できない部分があったりはする。
かつては、徹夜となる仕事もバンバンあったし、実際に暗い時間の方がはかどる作業もあった。
「冬が嫌い」な自分は、それを「寒いから」という理由にとどめていたが、やはり昼が短くなり夜が長くなることに関係するのではないか。
われわれの太陽がもたらす生命力が衰える季節であることを、本能が知っているからと考えるべきか。

さすれば、早寝をして翌朝はカーテンを開け放すことを試みたい。
そして、日光を浴びながら、俺はきっとこう叫ぶである。
「もっとセロトニンを。このオレにセロトニンをくれっ!!」