夜明けがあれば、昼も夕方もまた夜もくるわけで、こんな内省的なブログがオレが書いていたことは、しばらくずっと忘れていた。
「嫌なことは忘れる」という人間本来に備わっている機能は、オレの場合は楽天的過ぎる嫌いがあったらしく、つまりは「学習しない」ことを露呈する羽目になり、またこのブログに戻ってきたのである。

などと面倒なことを書いているオレは、うつ再発により、現在、人生三度目の休職をしてます。

入社してからずっと同じ会社ではあるが、過去二回に渡って、約二年は休んでいる。こうなると、定期的に訪れるこの悪魔のような期間は、オレにとっては「冬眠」とか「脱皮」とかそんなもんなんだろうか? でも、その時期を過ごさない人もいるとすると、やはりシンプルに「病気」と片付けることがよいのかもしれない。

うつというと、「心の風邪」(そんな甘いもんじゃねーよ)や、精神科などの表現により、人格そのものに困難な状況に陥っているようなイメージを持たれる。まあ、風邪というより、癌という感じだし、あながち間違っていないのだが、外科のように目に見えるような処置や回復(またはその逆)があるものではないので、どうしても心因性のもの、すべての責任が自分に向けられてしまいがちになるのである。あ、そうすると、「風邪」くらいの解釈がいいのかもしれない。

でもでも、(新型と呼ばれる人を除くと)他罰的な感情を有さずに、自ら発する感情とそれに伴う言動にすべての原因を追究するような回路を持った人でなければ、こんなクライシスにははまらないのかもしれない。

そう、クライシス。

今のオレはピンチであり、かなり危ない状況にいるのだ。いつの時間でも、「この今」が「最もしんどい」ということを確認している。

でもさ、サブタイトルに「自信回復作戦」てあるじゃん?
これ、誰がつけたのか知らないけど(←オレだよ)、泣きそうになりますね。
そもそも「自信」とは、何か?
何がもたらされると、これは回復するのか?

ま、しばらく、誰も読まないこのブログに書き続けてきますね。