リハビリの出勤を始めて、もう10カ月が経とうとしている。最初は週二日だったのが、今は週に四日の勤務である。これだけ時間がかかっていることを憂慮しなければ、前進していると客観的には見えるだろう。しかし、それは本当なのか。


実際、月火木金を欠勤することなく会社に行っているわけではない。先週はまるまる一週間を休んでしまった。家で眠れるだけ眠り、コンビニで買った菓子やパンを時間を問わず食い漁る。うつがひどかった時と同じような生活である。


この病気はジグザグによくなるという。だから、体調の波が高い時には治ってきたように見える。しかし、波の低いときの感覚にばかり目を向けてしまうために、寛解とは程遠いと嘆いてしまうと当人は感じると何かで読んだ。しかし、そんなことは1ミリの慰みにもならない。今でもつらい時には死をイメージするのだ。


医者は会社を休まないようにすることが目標と言った。欠勤しているうちは、次のステップに移れないということだ。1週間を休むことなく出社しても、その次に休んでしまったら、せっかくの継続が途絶えてしまう。また最初からやり直しだ。まるで積み木を積み上げては崩しているようで、会社に行けなかった落胆も深く根を張り出す。でも今度こそはとまたひとつひとつ積み木を乗せていく。それしかないのだ。


こんなこと、いつまで続ければいいんだ。問うてみても誰からも返答はない。


孤独だ。