今日は、人事部長に会いに会社まで行った。個人的に気にかけて会ってくれる上司はいるのだが、公式に会社の人間に会うのは半年ぶり。メールのやり取りはあったものの、よくもここまで放置していたものだ。自分の不義理を思う。


休職していると思うのだが、休みが長引くだけ、時間の経過が早くなる。最初の三ヶ月は、毎月一人旅にでかけるなど気分転換をはかり、仕事を忘れる努力もある程度は成功したと思う。しかし、この頃は、休んでいるだけ罪悪感で肩が重くなる。このストレスにより、休んでいるようでリラックスできていない日々を過ごしていることを意味する。


今回、人事部長に会うことを願い出た要件は3つ。


 ・自分の休職期間はあとどのくらいか

 ・復帰する際、どの程度の希望が叶えられるのか

 ・最初は時短出勤などの段階的な復職が可能か


答えからいうと、どれも柔軟に対応してくださるそうだ。我ながら、社員を大切にしてもらえる会社にいることに感謝の意を抱く。休職期間に関しては、2回目の休職であることや、自分の勤続年数にもよるらしいのだが、なんとまだ20ヵ月は休みを取ることができるそうだ。これはかなりの驚きである。


会社からの帰り道、気分はあまり晴れ晴れとはしていなかった。自分が欲していた答えではないと思ったからである。

「まだまだ休めるから、ゆっくり構えて大丈夫だよ」

これは、涙がでるほどに嬉しい言葉だ。しかし、本当は「近い復帰を目指して、籍は休職のままでリハビリ出社のプランを立てようか」などの具体的な提案が欲しかった。もちろん、毎日午前中に出社が可能か、自信はない。だから自分から申し出ることはできなかった。


自信回復。これはどうやったら叶えられるのだろう。規則正しい生活。これさえクリアされれば、自分は普通に仕事ができるはずと思うのに。