【97ミニッツ フォールアウト】
北大西洋
アメリカ国境まで1770キロ
オーシャニック航空 420便
ロンドン ヒースロー発
JＦK国際空港行き
こちらオーシャニック航空420便
風の状況は？
管制塔へ連絡する…
基準値を超える
強風が報告されています…
旋回し…
着陸許可が出るまで待機してください
了解
燃料の残りは97分です…
機内にアナウンスが流れる…
ご搭乗の皆様 機長です
おはようございます
機長より
お知らせ致します
逆風の影響で
到着時刻に影響がでています…
今から客室乗務員が
朝食をお配りしますので
快適な空の旅をお楽しみください
ニューヨークは快晴
気温は18度
1時間半後の着陸時には
日の出が見えるでしょう…
それでは…
到着まで
ごゆっくりお過ごしください…
機内で男が銃を発砲
それに気付いた女
銃を握り銃声が聞こえた場所へ向かう
航空保安官の
バッヂを見せながら出ていくが…
後ろから男に銃を突きつけられ
撃ち殺される…
そのあと…
なぜか…飛行機が傾きだし
機内は…パニック状態となる
NSA
アメリカ国家安全保障局
一人の女性に連絡が…
チーフ 来てくださいと…
420便の進路が消えました…
追跡は？
レーダーのみです…
諜報員は？
連絡が…取れません
燃料の残量は?
残り77分です…
女の名は…トーイン
電話が鳴る
長官が向かっています
彼は何と?
怒っています…
部下が…何です？
と聞くと…
ブリキ男が来る…と
そりや…最高だ…
そのように言われていたのは…
ホーキンス長官だった…
いったい…何があった?
オーシャニック航空420便は
4時11分から応答が途絶えています…
武装勢力の搭乗も確認
安全装置は？
解除されました…
どうやって？
わかりませんが…
もみ合って壊れたか…
故意に解除した可能性も…
安全装置がなければ…
自動着陸はさせられません
つまり…
誰も操縦できないんだな
ええ…
このままでは墜落を…
犯人の数は？
5人です
犯人と接触したか？
犯人からの接触はなし
諜報員から
断続的に信号が届いています
諜報員？
機内は…
一人の男が目を覚ますが…
頭を押さえている…
その時…
ステーキナイフ 聞こえるか？
と呼ぶ声が聞こえ…
それを耳に近づけるが…
ノイズで耳が痛くなる…
男は
頭を痛がりながらも
その場に立つ
すると…
犯人たちが乗客を座らせようと
暴力を振るっている
光景を目にし
飛行機の後ろ側へ行こうとすると…
一人の少年が
父さんは?と聞いてくる
何だって？ 知るかよ…
といい少年を突き放すが…
機長なんだ…と
言われ…
振り返る
と
息子を呼ぶ声がする…
息子が父親を揺すると
男が…
やめろ 動かすな
救急箱は？
後部のエコノミーにある…と
男は少年に名前を聞く
少年の名は…サミュエル
両手でしっかりと
首を押さえるんだといい
救急箱を探しに行くといい去る…
男は犯人がいる場所にも
いくが…
なぜか…気づかれない…
そこで救急箱を探すがなく…
一人の乗客が…手伝うというが…
医療関係者を見つけてくれという
頼まれた男は…
医療関係者を連れていく
NSA
アメリカ国家安全保障局
それで…諜報員とは？
アメリカ政府の下で働く
潜入捜査官で
昨年末 ウクライナの
過激派組織に潜入を…
ロシアの分離派か…
目的は…不明です
分かっていることは
何もないようだ…
通信衛星にイヤホンから
微弱な信号が…
なぜ連絡がない
最新の情報によると…
実行犯以外は
計画を知らされないようです…
恐らく…
推測は要らん… 情報をくれ
最後の通信は?
こちら
ステーキナイフ…
ハイジャックが起きている…
ナズナスだ…
ＣIAも この会話を聞いている…
まずは…犯人を特定しろ
諜報員のボスに連絡し
情報を探り出せ
420便の関係者を
第3通関地まで洗い出せ
次にこの飛行機の監視だ
AＷAＣＳ
早期警戒管制機を配置
Ｆ22にコードオレンジの要請
今は…ここが私のオフィスだ
ホワイトハウスへの回線と
ブラックコーヒーを用意しろ…
ホーキンス長官…
誰の権限で
コードオレンジに？
ホワイトハウスだ…
でも…諜報員がいます
時間を与えれば…
通信が切れ
彼は頭を抱えてる…
武装した5人の敵が
420便を操っているんだ…
安全装置が使えない今
希望は消えた…という
時間がない中…
諜報員には何ができるのか…
そして…
ナズナスとは
何を意味するのか…
そして…
犯人の目的とは…
続きはDVDで…