両親と同居していると、電化製品やインターネット等の様々な契約について、子世帯に頼られるようになりました。

 

 たとえば、体操教室用のマットが欲しくても、自分でどこに買いに行ってよいかわからない時、相談されると、「ネットで買えば?」と思ってしまいます。

 そこから始まる会話は「買えない。」「買って。」

買うと、その後は、買ったものについて、いろいろ不満が出てきて、私の役割は頼まれたものを買って終わりではないということに気づくのです。

 

 でも、それは自分にも言えること。

楽天ポイントの集め方等、めんどくさくて調べたくないことは、つい子どもに、「知らない?」と聞いてしまうし、親切に教えてほしいなと思ってしまう。

 都心で約束があるときは、「どこか美味しいお店知らない?」と聞いてしまうし。

 

 若い人の方が、情報量が多くてうらやましいなと思うことについては、つい聞いてしまうんですね。

 介護は、人の振り見て我が振り直せの側面が多いなあと苦笑いしていまいます。

 

 私は、20年後、30年後には、生きていたら、「ありがとう」と人に言うことができる存在でありたいなと思います。今の職場でも、ご老人で「ありがとう」のとても上手な利用者さんがいて、

私も見習いたいといつも思います。