ナツミンです。



先日、久しぶりに韓国料理教室に行ってきた。



久しぶりも久しぶり。
約10ケ月ぶりくらいか?



いつもお世話になっているそのお料理教室は、駐在員の奥様達に脈々と口コミで伝えられている少人数制のお料理教室。

先生が説明しながら作ってくださるのを、私達はメモしながら見るだけ。
しかも出来上がった料理を美味しく頂く、なんともありがたいスタイルだ。



コロナになってからストップしていたことと、更に私が一緒に参加させて頂いていた方達が、続々と本帰国をしてしまったこともあり、私がこのお料理教室に行くためには『どこかのグループに混ぜてもらう』または『自分でメンバーを探す』であった。

しかしながら、どこかのグループに混ぜてもらうのは、料理の知識の差を感じることがあるため、できれば新規でグループを作りたい!
『料理の知識の差』なんて言ってみたけど、本心はただの人見知りのため、お友達の中でなんとかしたい!

そう思いつつ、リサーチを開始したのが8月後半。

韓国世間はちょうどコロナ第3波で騒がれていた時期である。

そこから2ケ月程、先生やお友達に連絡をとり、やっと開催できたお料理教室だ。




オミジャ茶を頂きながら先生の話に耳を傾ける

私以外は全員初参加だったため、最初に先生の挨拶を聞く。
頂いたオミジャ茶は、生のオミジャから作られた物とのことで、味わい深く、そのままで甘みを足さずとも美味しい。

ちなみにオミジャ茶は、5つの味を感じられる飲み物である。
甘み・苦味・酸味・辛味・塩見で、ひと口目に最も感じた味で、その日の体調が分かると言われている飲み物。




日本では出逢えない栗の煮物

驚きだったのが栗の煮物。
私の中では、栗はデザートやお菓子に近い分類がなされている。
その『栗』を煮物として味わう。
醤油がベースの煮汁の味が、上品に栗のほんのりとした甘味を引き出している。

更に驚きだったのが、韓国にも『シシトウ』があったことである。
今までもきっとマートでも見かけていただろう。が、全て唐辛子と思い込み、手に取ることは一切なかった(笑)

実際の味は、日本のシシトウと比べると辛い

唐辛子程は辛くはないが、辛味がある。
また、ハズレは唐辛子と同じくらいの辛さで、しかもハズレの度合いが高い気がする。

私を含め、参加者全員にとってデンジャラスなシシトウだった(笑)



ネギたっぷりのプルコギ

我が家のプルコギは、いつもeマートで味付けをしたものを買ってきていた。
そのせいか、いつも少し甘みを強く感じていた。

先生に教えて頂いたこのプルコギは、お肉と野菜の味が良く出ていて、ご飯が進む。



もはや主菜なレンコンのジョンとチャプチェ

ジョン(チヂミ)やチャプチェはお手軽なおかずと言う認識が強い。
そんな中で頂いた今回のジョンは、間に海老が入っており、味ばかりでなく、見た目も素晴らしい👏

またチャプチェも、ひと口ひと口をしっかりと感じながら食べたいお味。




お友達リクエストのキンパ

基本的に、レシピは先生が考えて下さるのだが、今回は初参加のお友達がキンパ作りを覚えたいとのことで、先生にリクエストしていた。

野菜がたっぷりのキンパ。
それぞれの素材に薄味をつけて作ったキンパは、他のおかずの味の邪魔をせず、パクパク食べられてしまう。

また、巻く様子や切る様子は、とても参考になる。
我が家でも実践したい!



煮干の出汁が絶品のスープ

こちらは、レシピには記載されていなかった、先生がササッと作ってくれたスープだ。

このスープが、正にダークホース。
豆腐、ネギ、きのこの至ってシンプルな材料なのに、煮干の出汁がよく効いていて、ずっと飲んでいられる。

使っている煮干しの量が全然違う(笑)



食事の後はペクソルギ

ペクソルギはお祝いなどで出される、一番基本的な蒸しパンのようなものだそうだ。
米粉を使って生地を作るため、モチモチした食感である。

短時間で作り上げられる、先生の美味しいお料理達。

見ていると私も同じようにできる気になってしまうが、圧倒的にスピードが違う。
今回教えて頂いたものの中で、簡単なものからチャレンジしていきたい。