渡嘉敷島のビーチでの昼寝を惜しみつつ、自宅に戻ってきた。
ヒーリングのお陰か、ビーチ昼寝のお陰か不明だが、だいぶ外に出られるようにはなっていた。
婚約破棄事件直後は人と会うのも話すのも出掛けるのも抵抗があったので、それを考えると、かなりの進歩だった。
ただ、まだ働く気にはなれなかった。
働かねばとは思っていた。
が、気持ちがついてきていなかった。
実際は6Pどころではない。
なんで?
どうして?
私ばっかり。
嫌い。
嫌われた。
愛したい。
愛されない。
孤独。
怖い。
不安。
心配。
・・・
キリがない。
そんなわけで、引きこもりつつ、たまに出掛けるくらいの生活をしていた。