僕には記憶がありません。
いや、思い出がないと言った方が正しいでしょうか。
ある時期から「作家」になりたいと考えるようになりました。文章を作ることは好きだから小説家になって暮らしていけたら楽しいだろうなと。
でも成長して、そのためには様々な経験と多くの知識が必要なのだと学んだ時に「自分にはなれないかもしれない。」と思ったのです。
歳を重ねていくなかで、経験値や知識は増えていきました。今では社会人として1人生きていくだけであれば、困らない程度にはなっているつもりです。
ただ到底、自分が「作家」になれるとは思えないのです。
「作品が無ければ当たり前だろう。」「やってみないとわからないではないか。」という様な意見も想定することができます。
自意識は過剰なうえ、思考を巡らしたり想像することが癖だからです。
アイデアが無いわけではありません。日々生きているとクリエイティブのヒントはいくつも落ちているものです。それらを探求し、拾い集め
組み立てていく。その過程が「創作」するということなのだと思います。
Part2へ続く
ではまた今度!