TOEFL iBTテストって何?
英語圏の大学・大学院に出願の際の英語力判定に使われる試験ですが、最近は留学のためだけではなく、国家公務員の試験、日本の大学・大学院入試、また企業内、大学内での英語力判定のひとつとして広く使われるようになった。
試験内容が変更された?
元々3時間以上のテストだったが、今回の改訂で2時間ほどに短縮され、受験しやすいテストになった。
大きく改訂があったのはWritingセクションのみで、他セクションは多少の問題数の減少はあるものの大きな変化はない。
構成と時間は?
各セクション30点満点、満点は120点、有効期限は2年。
①Reading Section (36min)
700-800語のアカデミックな文章(2題)を読んで質問に答える
アカデミックな文章2題×各設問10問
②Listening Section (41min)
会話や講義を聞いて質問に答える。対話形式のものと教授が一方的に話すものがある。
会話2題。各題3分×設問5つ
講義3題。各題4-5分×設問6つ
③Speaking Section (17min)
Independent Task(1問)とIntegrated Task(リーディング+リスニング+スピーキングと、リスニング+スピーキングの2種類)に大きく分けられる。
リーディング+リスニング+スピーキングはさらに、学内掲示や学内新聞、Web告知などを読み、それに関する学生2人の会話を聞いて、一方の意見を要約する問題、アカデミックな文章を読んでからそれに関連する講義をきき、文章の内容を関連づけて講義の要点をまとめる問題のふたつに分類できる。
全4問
Independent Task 1問、準備15s+解答45s
Integrated Task (R+L+SまたはL+S)3問、準備20sまたは30s+解答60s
④Writing Section (30min)
Integrated TaskとWriting for an Academic Discussion Taskのふたつに分類できる。
Integrated Taskはアカデミックな文章を読んでから、それに反論または補足する講義を聞き、リーディングの内容と関連付けながらリスニングの内容を要約。Writing for an Academic Discussion Taskは、オンラインでの授業に関するディスカッションに投稿をする。
全2問
Integrated Task (R+L+W)1問、準備+解答20分
Academic Siscussion 1問、準備+解答10分