昨日のこと――
はるたが、脱走した。
と、彼氏から夜中の3時ごろにメールが入った。
またか!
ちょっといろいろあって大家さんにバレそうなのもあって、
はるたを彼氏の家に引越しさせた矢先の出来事。
以前にもヤツは網戸をブチ破って、われわれをハラハラ心配のどん底に叩き落としてくれたことがあった。
あいにく、あたしは自分ちで作業中…。
外は猫一匹探せるような状況じゃないので、明るくなるのを待つことにした。
お昼過ぎ。
作業を終えて、彼氏んちに向かう。
案の定、彼はどん底。
マンガを読んで、しばし待つ。
『にゃろーん。にゃろろ~ぅん…』
(独断訳:さむいよー。僕、もういっぱいいっぱいだよー…)
外から、明らかにはるたの声。
我々、即出動!
行ってみると、やつは工事用の道具置き場みたいなところの、低く積んである石の間からこっちを覗いておりました。
なにぶん狭いので、人間サイズでは入れそうにない。
ねこじゃらしとか、猫式かくれんぼで誘っても、一向に反応を示さない。
かじわら「鰹節か…、スルメイカあったら出てくるんちゃう?」
彼氏「じゃ俺見張ってるからイカとってきて」
そんなわけで部屋に戻る。
やつは脱走する前、サークルの後輩が持ってきてくれたスルメイカを非常に食べたがっていた。
ねこのくせに。コシぬかすぞ。
きっと、おなかを空かせているはずだから、出てくるにちがいない。
イカを持って戻ってきてみると、彼氏はタバコに火をつけたトコだった。
…!?
貴様、イカ食わんのかい!?
(OдO)/
も~、チームワーク台無しっ!
(`д´)ムゥ。
そんなわけで一人でスルメイカを食べる。
はるたの風上で食ってやる…。
ほ~ら。食べたかったでしょー?おいしそうでしょー?
やけくそに。
ひたすら、かむ。
人生のなかで、これほどまでにスルメイカを食べたことは無かった。
冷たい風の中。
漂え、スルメイカ…。
しばらくして、
『にゃーん』(訳:くれ~)
イカのにおいに気づいたはるたが、隙間からゆっくりでてきた。
いつもなら、走って近寄ってくるのに。
そして、足元まで来たところを抱き上げて無事捕獲☆
あぁ、こんなに汚れちゃって…
心なしか、はるたが弱々しく感じた。
大丈夫かなー?
でも、とりあえず一安心。
そして、彼氏も近づいてきた。
その時。
はるたの野郎が大暴れ!
ぇえっ!?
ってかあたしの手を激しく引っ掻いて再び逃げ出したのです。。。
なんで。
☆★長いので、次回に続けます★☆