雨が降ったり止んだり、寒かったり暖かかったり、季節の変わり目をひしひしと肌に感じる今日この頃、皆さんは如何お過ごしでしょうか?
風邪など引いたりしては居ませんか?

私は今年も、花見という行事を楽しむことが出来ませんでした(苦笑)
一体いつ、ゆっくり花見が出来るのだろうか………


そして、それは舞い散る桜のようにやって来ました!(意味不明)
↑それは舞い散る桜のように(←ゲーム名)って言いたかっただけだろ




業界に入って早10年目、この度、初めて『コントLIVE』なるものに出演させて頂く事になりました!(※芸人ではなく、役者として、です※)


主宰は、数年前客演でお世話になった『カカフカカ』さん!
その新プロジェクトに、僭越ながら関わらせて頂ける事になりましたヽ(´▽`)/


数年前、ホスト(スパイで殺人狂)という狂った役をやらせて頂いた際、その役柄の難しさと、お笑いの厳しさ、そしてカカフさんがそれまでに積み上げてきたモノ……。

役者や人間としての壁の数々、そして勝手に感じてた重圧に、何度も心が折れました。終わったらそれを最後に、役者を辞める事も頭にありました…。


正直、それくらい、厳しい環境でした。


何とか踏み留まれたのは、終わった後、主宰の方や仲間の方々の有り難い言葉やたくさんのフォローがあったから…。
そして何よりも、観に来て下さったお客様から頂いた称賛の数々のおかげです。


なので、今回この話を頂いた時、正直悩みました。
本番数日前~本番にかけては本当に楽しかったけれど、稽古期間の辛さは今も鮮明に覚えています。陰で泣いた事もありました。

また、今の環境と昔の環境は当然違います。昔と比べ、今は私が担う仕事もたくさん増えました。その責任も重大だし、一人で勝手にスケジュールを決められない状況なので、親い方にも相談しました。

今の私が、またそういう場に身を置いて、果たして大丈夫だろうか……
持病の事もあるし、自由の利かない環境下。舞台役者として少々ブランクがあるし、トラウマもあります。
期待よりも、不安や恐怖の方が勝って、また泣きました。過呼吸に何度もなりました。眠れないまま仕事に行きました。


精神的に弱い部分だけは、昔と何ら変わって居ませんでした。


嬉しい話なのに、二つ返事で解答出来ない……


それは本来、喜ぶべき事でしょう。
『自分という人間が今、どういうポジションに居るのか』、というのを客観視した考えです。
無鉄砲に、無責任に「やります!」と答えられる状況ではなくなってました。


「やりたいと思うならやってみれば良い」と言われ、確かにその通りだと思いました。

でも、自分の中ではそう簡単な話でもありません。

私一人で抱えきれる「やれる事」には限度があります。どこかが疎かになってはいけないのです。
頭も身体もパンクする確率は高いと言えます。




…でも、それでもやる事に決めました。



「やらない」という選択肢は、ただの「出ません」ではなく、「今までの事の全否定」だと思ったからです。

もちろん、「出ません」という選択にも、勇気は必要です。自分を守る為に、安定を維持するためには、必要な選択だと思います。


でも私は、今までの経験を、今の環境を、色んな可能性を、今こそ信じるべきだと思いました。


一歩、踏み出すべきだと思ったんです。


「安定」よりも「挑戦」。

表現者とは、そういう生き物なんだと思います。


やりたいこと、
やりたくないこと、
やらされること、
やらなきゃいけないこと、

どれも通らなきゃいけない道で、経験しなきゃいけない道です。

その経験無くして、上に行く事は出来ないのだから。
そんな甘い世界じゃない。そんな甘えが許される世界じゃない。
やりたいことだけやって上に上がれりゃ苦労はしません。
誰かに言われたことだけやってたって上には行けません。
やりたいことをやり続けるには、やらなきゃいけないこと、やらされることも多く存在する。
それでもやり続けられる人が、生き残るのです。


大事なのは、その経験から、その「挑戦」から、何を得られるか。

やってみなければ得られません。
食わず嫌いはイカンのです。

そしてその挑戦は、誰かから強要されたモノほど身に付きません。
しかしこの業界、そういった強要はほぼ絶対あります。むしろ最初は、そういうものの方が多いくらいです。

大事なのは、その強要をどう消化するか。
私は、その強要された中で、楽しみを見付ける事にしてます。そうしないと身に付かないと分かってるし、そうしないと頑張れないから。
強要に対しての頑張り方は人それぞれですが、そこを通らなければ、新しい道も拓けません。


もし挑戦しても得られないのなら、得られるまで挑戦を続けてみる。その時間は決して無駄ではないと思います。
また、「得られなかった」というのも大事な結果であると思います。

どちらにせよ、「挑戦」をしなければ「得られた・得られなかった」は、「得られない」のです。

「挑戦」こそが、人を成長させる唯一の手段だと、私は思います。



やれなければ、それまでの人間なんです。
私は今までそういう方々をたくさん見て来ました。紛うことなく私もその一人です。

でもそれは、「その一人です」から「その一人でした」に変えなくては、上には愚か、今を生き残ることすら出来ないのです。


考えて、考えて、たくさん考えて、いっぱい悩んで、少し進んでまた考えて……
そうする事でしか前に進めない臆病者も居るんです。



……あ、あくまでも「表現者」の話です(汗)。
人前に出たり、作品を作ったりして「表現」をする以上、何歳になっても挑戦は必要だと、お世話になった数多くの先生方も、口々にそう仰有られていました。


何歳になっても挑戦し続ける人に、姿勢に、私は心打たれます。
また、何歳からでも、今からでも、自分のやりたい事に挑戦するのも、応援したいと思います。


結構辛辣な事を書きましたが、あくまでも私個人の見解です。
否定したい所もあるかと思います。

ただ、少し極端なだけで、根っこの部分はそう間違っては居ないのではないか?
とも思っております。



……と、話がかなり脱線してしまいました(>_<)




辛いかもしれないけど、

苦しいだろうけど、

何があったって、最期までやりきる。


今年は、表現者として変わることを望んだのだから。



当時お世話になった仲間の方々に、まだ恩返しが出来てない。
引っ張ってくれて、フォローしてくれて、たくさんの言葉をくれて……
その時しなくちゃいけなかった恩返しは、「最高の芝居で返す」こと。

それが出来たかは分からないけれど、もう当時のような事は無いように……
いや極力減らせるように…(←消極的だなオイ)


せめて足を引っ張っる事だけはしたくない!!


人に偉そうに色々言ってるのに、いざ自分が何かをやろうとする時、そんなんでは示しがつかないから。
失敗したら、もう何も言えなくなる。

そしたら、「結局その程度の人間だった」というだけの話です。



そして、新しい環境で増えた仲間、繋がる事が出来た人、
そういう方達に、『役者としての自分』を見て頂ける数少ない機会かなと思いました。


役者として、エンターテイナーとして、あと何度、人前に立てるか分かりません。人生何があるか分かりません。

だからこそ、1ステージ、1現場ごと、大切に、やりたい事、やれる事を最大限やって、自分を輝かせなきゃ。
この名前の通り、輝かせなきゃ。



生きてきた証を刻み付けたい。




何よりも、こと「お笑い」に関しては、私が尊敬している主宰者様です。
いくつか台本を頂きましたが、やっぱり面白かったです。


どういう形になるかはまだ見えて居ませんが、面白いモノになる予感は今からヒシヒシと感じています。



と、前置きがとても長くなってしまいました(>_<)!



以下、詳細となります!


↓↓↓↓

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3年振りのカカフカカは満を持してのコントライブ

くだらないコントと面白いコントを鋭意制作中!

ついにカカフカカはパロディーの封印を解くとか解かないとか

きっと見つかる
あなただけが面白いコント


カカフカカ企画主催
kkfpro
コントライブ『花月』

【日程】
2015年6月
18日(木) 21日(日)

【会場】
シアターミラクル

【料金】
画像(チラシ)の料金表参照

【脚本・演出】
高山銀平

【CAST】
宗田唱
高野憲太朗(Vi-vo)
高山銀平

小島望
小林留唯
坂野磨美(舞夢プロ)
佐竹よしはる
沈ゆうこ(アガリスクエンターテイメント)
中山歩美
古谷由噐
松浦智美

岡部裕樹
國松卓
須藤大輔
高星美輝
橋本克己
若月渉

※詳細はHPなどで追ってお知らせ致します。



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もしよろしかったら、お時間とお財布に余裕が御座いましたら、お越し頂けると大変嬉しく思いますm(__)m


ではでは、長々と失礼致しましたm(__)m
長文・駄文、読んで頂きありがとうございましたm(__)m