これまでのあらすじ。
普通の中学生の高志野有実子、嵐夜日陰、慊田千が学園で広まった物凄い噂(世界一の嫌われ者が普通の女子と意外な出会い先で結びついたというハチャメチャな。)を聞きつけた。
そして彼ら3人トリオはその出会い先、つまりは恋愛サイト-星屑LOVELY-を見に行くことになる。
そこで見たものは…ドピンク極まりないものだった・・・。
・・・色々ありながらも、無事(?)そのサイトがどんなものかを知り、帰宅することになったトリオ。
その帰宅途中で有実子は例のネットカフェへと猛スピードで向かう少年とすれ違うがー…?
「ただいまー。」
少しだけ憂鬱気分をまといながら有実子は家に帰宅した。
あれから20分ほど、あの影が戻ってこないものかと思い、待ってはみたけれど結局戻っては来なかった。
有実子はこれ以上長くいるのも。と思い渋々家に帰宅した。
「おかえりー。ねえ、有実子っ!!!!」
帰ってくるなりなんだと有実子の眉間にしわが刻まれる。
リビングからダダダッと有実子の母、陽子が出てくる。
陽子は元々性格上明るかったが今日は何があったのだろう、いつもの倍以上明るかった。
普段の明るさに余計な明るさが加算されていることが容易に顔から察することができた。
「ねえねえ聞いてよ!!!!!!スゴイのよ、掃除をしていたらなんとー!!!!」
早口言葉よろしく一息で陽子は口と手(余計な足)まで動かして喋る。
それに呆れたのか有実子がいかにも面倒くさそうにハイハイ、何?と応対する。
けれどつぎに飛び出す陽子の言葉と物体Xによって有実子の応対の仕方が陽子の反応に近いものへと変化する。
「ジャジャーーーーーーーーン!!!!たんすの奥底にあったのー!!」
陽子が指を指した先にあったのはテレビとよく似た画面をもち、白い凹凸の激しいボードのある…。
記憶に新しいこれはー…
「パソコンー!」
なぜ今までその存在は亡き者とされていたのかは不明だが、そんな疑問は嬉しさが先にたって有実子の頭の中からすっかり抜けてしまった。
頭が通常よりも倍以上に遅い働きである今の有実子には近所迷惑とも取れる雄叫びを上げ、「何それ、使えるの!?」
とうるさく陽子に聞いた。
それに陽子もうるさく答えた。
「使えるのよ!アタシ嬉しくて父さんの携帯にメールしちゃったもの!!」
ここに日陰がいれば「距離近っ!!」とツッコミを入れるところなのだが、有実子にとって最早そんなことどうでもいいことだった。
「それで!?ちゃんと届いたの?!」
疑問系と強調が混同し発音的にどこかしらの方言を思わせた。
その方言にも似た有実子の言葉を気にすることもなく陽子はその明るい顔をより一層明るくさせて見せ、両手で「V」サインを作る。
「届いたのー!!」
その言葉に、有実子はこれまでにない喜びという感情の雨にどっぷり浸かった。
「じゃ、使えるんだ!やった!!今すぐ貸してー!!!」
有実子は特にやりたいことがあるわけではないのに、パソコンという存在に強く引かれ、やや興奮ぎみに言った。
-次回、有実子の起こす行動に注目-
六魔よりお知らせです。
皆様お久しぶりです、スタプレ原作者の六魔でございます。
まず第一に、これからのスタプレには『あらすじ』がつきます。
これというのはですね。
皆様の意見から、つけようと六魔が勝手に思って勝手につけました。
えー。ということで前よりかは読みやすくなることと思います。
ご意見を下さった方、貴重なご意見ありがとうございました。
これからも改善点がありましたらドシドシこめんとでも何でもいいのでご意見をください。よろしくお願いします。
では。六魔でした。
これからもスタプレをよろしくお願いいたします。