おはようございます。2000年2月19日にシングル「甘いあなたの味」でデビューした、ハロー!プロジェクト(ハロプロ)のアイドルグループ、「メロン記念日」。

第2回は、2002年までに出たCDを中心に感想を書きます(CD音源は、ベスト盤『MEGA-MELON』です)。

 

1999年に「第2回モーニング娘。&平家みちよ妹分オーディション」で合格した4人のユニット名が「メロン記念日」に決まり、つんく♂さんのプロデュースによって、翌2000年2月19日、シングル「甘いあなたの味」でデビュー。

 

 

2000年は、続く2ndシングル「告白記念日」が6月28日にリリースされています。

 

タイトルに”記念日”が付き、歌詞の恋に恋する感じや70年代洋楽を思わせる曲調、夏祭りと浴衣、金魚すくい?で可愛さを前面に出すMV・・・。1stシングルよりもこちらのほうが、デビューシングルでよかったじゃないかと思ってしまいます。

”遅れてきたデビュー曲”というような趣。

ああ、ここからメロンは始まったんだねえ!と懐かしむ気持ちにさえなるんですよ。

 

この1stは、特にMVから、メロン記念日をどういうグループとしてアピールするのか、模索の途中を見ているようです。

YouTube動画のコメントでも同様のものが見られました。

また、この時点でMVを見ても、誰のどんなところがチャームポイントになるのか、決められません。柴田さんのその後がまだ想像できません(笑)

 

もっとも、その後の10年間の活躍後に、2010年5月3日、中野サンプラザのライブでは、アンコール冒頭でMVが出て、それをバックに、成長した10年後の4人が歌うことになるのです。好き、ダメ、のセリフも10年で本当にスマートになる。

10代には難易度が高そうなこの曲がデビューになったのも、メロンならではなのかな!との考えにいったん落ち着いています。

 

2000年は、このほか、ハロプロのライブが1月と7月から9月にかけて行われ、テレビ出演は2~4月にモー娘。関連で、あったようですね。

 

そして、2001年。3月7日、3rdシングル「電話待っています」。

MVからは、成長は着実にしているのではと感じられます。曲調、歌謡曲の雰囲気がわかりやすく、衣装はクールで、前2作の可愛い系とは違うところを見せていて、メロンなりに安定軌道に乗った段階。

 

ライブのほうは、1~2月、7月にハロプロ、5月には、モーニング娘。主演のミュージカル。テレビ出演は、番組中のミニドラマ「サイボーグしばた」など、7月以降。仕事のジャンルは少しずつ広がっていきますね。

 

そして、10月11日、ちょうど私がこの記事を書いている時期と同じ秋のころ、いよいよ開花の兆しが、突破口が!

 

オリコンチャート28位になった4thシングル「This is 運命」リリース。

僕は、恥ずかしながら、5年前にこれを聴いたときは、あまり良さがわかりませんでした。

今年、先月から今月にかけて、MVを見て、なじんできた感じがします。

あと、やはり、4人の表現力も、前回の2018年ハロ!フェス見ても然り、曲で遊べる幅が広がっていったのかもしれません。

 

そのような機運の、気の流れは、2002年へ。

 

1月ハロプロのライブ、FM-Fujiのラジオ番組「COLORFUL PLEASURE」、そして、

2月14日ヴァレンタインデー、

5thシングル「さぁ!恋人になろう」。連打連打!の曲です。

 

これ本当に良い!本格的なブレイク直前期の生き生きした素晴らしさが、MVの4者4様のコスプレや青空バックに歌う柴田さんからも伝わります。

柴田さんをユニットの顔として前面に出していこうという戦略。

しかし、それでも、4人の個性がだんだんはっきり見えてくる。

まだ、この時点でリーダーは、村田さんです。←

 

もし、僕がこの時期、メロン記念日のファンであったなら、推しは誰になるかな。

村田さんを横目に見て気になりながらの、柴田さん推しかな、と思います(←笑)

 

3月、大阪にて、初の単独ライブイベント開催。4月は、CBCラジオでメロン記念日の「めろんぱ」開始(Wikipediaによる)。

以上、2002年5月まで。

第2回は、ここまでにします。次回は、2002年6月から。代表曲「赤いフリージア」に至り、その後の”高位安定期”(私が勝手に言っているだけです)へと向かいます。

 

 

 

音源は、ベストCD『MEGA-MELON』で、これは時系列でシングル曲ないし新曲が並んでいます。

飽きません。おかげで、5年前よりも僕の中で情報が整理され、メロンの良さが一層理解しやすくなりました。

 

ところで、当時の僕は、何をしていたかと言えば、

当時、国家試験に挑戦してアルバイトしていた時期。2000年には別の国家試験に合格して、社会人に復帰しようと模索を始めたころです。

私も、模索していたのです。

そして、就職の氷河期の影響か、ほとんど失業状態に陥り、

2002年に気持ちの切り替えの意味でアメリカに旅行して帰国の後、かろうじて就職したものの、

そこで上司のパワハラ、解雇を受ける。これが夏の出来事であり、まさに次回冒頭の時期にあたります。

私にとっては、”暗黒時代”の最終章にあたるのです。

そして、アイドル歌手を応援する、という観念が僕の中に、まだ生まれていなかったころなのです。

あと10年早く、僕がアイドル応援に活路を見いだせていれば、と悔やまれるし、

すでに、メロン記念日を応援していた人たちをうらやましく、尊敬する気持ちもあります。

 

さあ、今日は日曜日、みなさん、よい一日をお過ごしくださいませ。

 

 

メロン記念日編 第3回につづく